大分県の西部〜南部エリアは、四季折々で違った風景を楽しめるスポットが豊富です。今回は福岡県から約1時間で行ける「慈恩の滝」から、おすすめスポット5箇所を順番に紹介します。大分県の西部から南部エリアをゆっくりドライブしながら人気スポットに立ち寄る、1泊2日のドライブコースを紹介します。
西部〜南部エリア
大分県の観光地といえば別府エリアを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、大分県の西部、南部エリアも自然が作り出した絶景を楽しめるスポットが多く点在し、四季折々違った風景を楽しめます。
1~5の走行時間:約3時間50分
※観光スポットでの滞在時間除く
大分県の西部から南部エリアをドライブする1日目は、西部エリアから中心部をめぐります。自然が作り出した幻想的な空間と景色、九州有数のドライブコースをめぐり、大分県の魅力に触れていきましょう。
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大分県玖珠郡玖珠町
慈恩の滝(じおんのたき)
日田市天瀬町と玖珠郡玖珠町の境に位置し、アクセスがしやすい国道210号線沿いに慈恩の滝はあります。上段20m、下段10mと合わせて30mの2段式の滝です。
ダイナミックな水流と大きな水の音が特徴で迫力満点。滝の周りは岩々に囲まれているため、秘境感が漂います。見頃は紅葉や新緑の季節ですが、夏はマイナスイオンを感じられるため涼しく、避暑地としても人気です。
下段の滝の周りはもともと一周できるように遊歩道が整備されていました。滝の裏側を散策できるため、別名「裏見の滝」と呼ばれていて、「幸せを呼ぶ」と言われる時計回りで一周するのがおすすめです。しかし現在は2020年の豪雨の影響で立ち入れません。最新の情報は、参考リンクや他の観光協会によるサイトより確認してください。
名称 | 慈恩の滝 |
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所在地 | 大分県玖珠郡玖珠町山浦618地図 |
アクセス | 「大分自動車道天瀬高塚IC」より約30分 |
駐車場 | あり/無料(12台) |
入場料 | 無料 |
営業・ 開場時間 |
24時間 |
休業日 | なし |
参考 リンク |
https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4539 ※最新情報はリンク先をご確認ください |
2
大分県由布市
やまなみハイウェイ
大分県由布市水分峠と熊本県阿蘇市一の宮町を結ぶ、やまなみハイウェイは約50kmのドライブコースです。最初は森林の中を走り、そのあとは2日目に訪れるくじゅう連山に臨む飯田高原が見え、阿蘇外輪山を駆け降りる道中では次々と新たな景色が訪れます。
中でも絶景なのが、九重町にある長者原です。九州で最標高を誇る「くじゅう連山」をバックに真っ直ぐな道が伸びる風景は人気の撮影スポットです。
標高が高いため冬の沿道にはうっすら積もった雪、春から夏にかけては草花、秋は紅葉など四季折々で違った景観を楽しめます。「日本百名道」に選ばれるほど魅力の多いドライブコースは運転の疲れを癒してくれるでしょう。
名称 | やまなみハイウェイ |
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所在地 |
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アクセス | 「大分自動車道湯布院IC」より約5分 |
駐車場 | あり/無料(450台) |
入場料 | 無料 |
営業・ 開場時間 |
24時間 |
休業日 | なし |
参考 リンク |
https://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000503.aspx ※最新情報はリンク先をご確認ください |
3
大分県玖珠郡九重町
九酔渓(きゅうすいけい)
使用素材:Nodoka2501 /九酔渓展望所から撮影した写真です
渓谷美が美しいとされる玖珠川流域。その中でも九酔渓は、玖珠川流域の両岸約2kmに渡って断崖絶壁が続き、モツやツガなど原生林が広がっています。また、九酔渓はヘアピンのように鋭く折れ曲がったカーブの道が連続しているため、別名「十三まがり」とも呼ばれています。
紅葉の名所としても知られ、峠の展望台や日本一の人道大吊橋「九重“夢”大吊橋」からの眺めは360度圧巻の景色です。紅葉百選に選ばれるほど美しく、見頃を迎える11月上旬は多くの観光客が訪れます。
「九重“夢”大吊橋」は他の記事でも紹介しています。気になる方は、下記もご覧ください。
名称 | 九酔渓 |
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所在地 |
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アクセス | 「大分自動車道九重IC」より約20分 |
駐車場 |
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入場料 | 無料 |
営業・ 開場時間 |
24時間 |
休業日 | なし |
参考 リンク |
https://www.town.kokonoe.oita.jp/docs/2018021500018/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
宿でゆっくり休んだら2日目のスタートです。中心部から最後のスポット「豊後二見ヶ浦」がある佐伯市に向かいます。
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大分県玖珠郡九重町
くじゅう連山
使用素材:Reggaeman /くじゅう花公園と九重山
くじゅう連山は玖珠郡九重町から竹田市北部にかけて広がる山々の総称です。標高1791mの九州本土最高峰の中岳をはじめ、1700m級の山々が重なるくじゅう連山は九州の屋根とも呼ばれています。
季節によって様々な彩りを持つ山の景色を目当てに多くの登山客が訪れています。春は樹木の保全のため野焼きが行われ、直後の景色は真っ黒な絨毯を敷き詰めたかのようです。夏にはミヤマキリシマが山頂をピンクに染め上げ、秋には赤と黄色の紅葉が山を彩ります。冬は真っ白な雪景色を堪能したり、凍結した中岳直下の池を歩いたりと楽しみ方も豊富です。
そんなくじゅう連山の四季を紹介する博物展示施設の「長者原ビジターセンター」も必見です。くじゅう連山の自然を巨大な衛星写真やハイビジョンシアターで楽しめる他、展望室兼テラスではくじゅう連山を目前にしながら休憩できます。トイレスポットとしても押さえておくと、安心してドライブを楽しめますよ。
名称 | くじゅう連山 |
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所在地 |
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アクセス | 「大分自動車道九重IC」より約40分 |
駐車場 |
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入場料 | 無料 |
営業・ 開場時間 |
24時間 |
休業日 | なし |
参考 リンク |
https://kujufanclub.com/overview/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
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大分県佐伯市
豊後二見ヶ浦(ぶんごふたみがうら)
豊後二見ヶ浦は佐伯市の日豊海岸国定公園内の海岸にあります。広大な海に浮かぶ、高さ17mの男岩と高さ10mの女岩がしめ縄で結ばれている姿は夫婦岩と呼ばれ、人気のスポットです。1994年にギネスブックに掲載されたほど大きなしめ縄は長さ65m、直径最大75cm、重さは2tもあります。
朝日や夕暮れと海のコントラストは美しく、撮影スポットとしても有名です。初日の出の名所として知られ、毎年多くの見物客が全国から訪れます。他にも、3月上旬と10月上旬に見られる夫婦岩の間から日が昇る様子は圧巻です。年末年始はライトアップなど、1年を通して違った姿を楽しめます。
2022年の11月からは遊歩道が整備されました。夫婦岩を間近で見られるようになったのに加えて、バリアフリー化が進み、高齢者や車椅子の方も訪れやすく整備されています。
名称 | 豊後二見ヶ浦 |
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所在地 | 大分県佐伯市上浦大字浅海井浦地図 |
アクセス | 「東九州自動車道佐伯IC」より約20分 |
駐車場 | あり/無料(20台) |
入場料 | 無料 |
営業・ 開場時間 |
24時間 |
休業日 | なし |
参考 リンク |
https://www.visit-oita.jp/spots/detail/5832 ※最新情報はリンク先をご確認ください |
大分県西部、南部エリアは、自然が作り出す絶景スポットが豊富で、四季折々違った姿を楽しめます。年間を通して違った風景や景観を楽しめるため、思い立ったその時に出発しても季節の良さを味わえるでしょう。1泊2日でゆっくりドライブと絶景を楽しんだり、気になるスポットだけ日帰りでめぐったりと大分県の魅力あるスポットを訪れてみてください。