渋谷区にある明治神宮は、森林に囲まれた自然豊かな神社です。明治天皇と皇后の昭憲皇太后（しょうけんこうたいごう）を祀っていて、家内安全や良縁祈願、合格祈願などさまざまなご利益が授かれます。例年、初詣の参拝者数は日本で1位を誇るほど人気のパワースポットです。

中でも本殿すぐ横の、樹齢100年を超える縄で結ばれた、2本の「楠の木」は見どころのひとつです。寄り添うように植えられていることから、「夫婦楠（めおとくす）」と呼ばれ、夫婦円満や縁結びのご利益があるとされています。

他にも「清正の井戸」も、見逃せません。江戸時代の武将「加藤清正」が掘った井戸と言われていて、静かに湧き出る水の様子は、神秘的な雰囲気を感じさせます。また「清正の井戸」の写真を待ち受け画面に設定しておくと「幸運が訪れる」とテレビやメディアで紹介されたことで話題になり、多くの人が訪れています。

飛鳥時代に創立されたと言われている「浅草寺」は、東京都最古のお寺です。縁結びや家内安全など、特定のご利益が授かれるだけでなく、願い事全般を叶えてくれるパワースポットとしても知られています。国内外の観光客が年間を通して、約3000万人が訪れる日本を代表する観光スポットでもあります。

中でも本堂は、見逃せません。本堂奥に安置されている、金色に輝く本尊『聖観世音菩薩（しょうかんのんぼさつ）』の姿が観賞できます。本堂まで上がる階段は急なため、エレベーターが設置されています。足が不自由な方やお年寄りの人でも簡単に本堂まで行けるのも嬉しいポイントです。

他にも本堂の手前にある、線香の煙が舞い上がる『常香炉（じょうこうろ）』は常に人だかりができるほど人気です。そこから上がる煙を体の悪い部分に振りかけると病気や痛みを取り除いてくれるとされています。

鎌倉時代に創建された「日枝神社」は、通称「山王さん」と呼ばれています。山の神様である『大山咋神（おおやまくいのかみ）』を祀る神社で、厄除けや安産、縁結び、商売繁昌、社運隆昌などのご利益があるとされています。

日枝神社の社殿前は一般的な神社で置かれている狛犬の像ではなく、猿の像が置かれているのが特徴です。「猿は神様の使いである」と考えられているからで、本殿から見て右には子供を抱っこした母親の神猿像（まさるぞう）があります。その左には父親の神猿像が置かれています。母親の神猿像を撫でると「子授け」「安産」のご利益があるそうです。父親の神猿像を撫でると「商売繁昌」「社運隆昌」のご利益があるとされています。

そんな神猿（まさる）をモチーフにしたお守りは、可愛らしい見た目で子供から大人まで人気です。神猿（まさる）は「魔が去る」や「勝る」という言葉によく似ていることから、「魔除け」や「勝運」のご利益があるとされています。

「明神様」の名で親しまれている神田明神は、神田や日本橋、秋葉原、豊洲魚市場などの108町会の氏神様です。縁結びの神様である「だいこく様」、商売繁昌の「えびす様」、除災厄除の「まさかど様」が祀られていて、縁結び、商売繁昌、健康、開運招福、除災厄除などのご利益があるとされています。最近では、人気アニメの舞台にもなり聖地スポットとしても人気です。

中でも鉄骨鉄筋コンクリート造の社殿は、見どころのひとつ。できるだけ木造建築に見えるように工夫して作られていて、国の登録有形文化財に指定されています。また拝殿の手前が土間でできているため、靴を履いたままお参りができるのも特徴です。

他にも神田明神ならではのユニークなお守りも見逃せません。中でも「IT情報安全守護」はここでしか授かれないお守りです。コンピュータウイルスやフリーズ、不具合などから守ってくれるご利益があるとされています。お守りにはパソコンに貼るシールが同封されています。

東京大神宮は、「東京のお伊勢様」という愛称で呼ばれています。伊勢神宮の遥拝殿（離れている場所から参拝するための建物）として創建。伊勢神宮と同じ『天照大御神（あまてらすおおみかみ）』『豊受大神（とようけおおみかみ）』を祀っていて、とくに縁結びのご利益が授かれるとされています。明治時代には初めて神前結婚式を行った神社としても有名です。

神門の扉や拝殿前の灯篭に使用されている、ハート型の金色の装飾は見どころのひとつです。古くから神社やお寺などに使われている『猪目（いのめ）』と呼ばれる装飾で、魔除けや火除けの効果があるとされています。ハート型であることから、待ち受け画面にしておくと「恋が叶う」と若い女性の間で話題を集めています。

他にも、子供服ブランドと共同で作られた珍しいお守りはここでしか手に入りません。子供向けのお守りで、健康と災難除けのご利益があります。人気キャラクターが刺繍されたお守りは、小さな子供がいる家族に好評です。