神奈川県は歴史を感じられるスポットや自然が作り出した絶景、都市部ならではの景観を楽しめます。今回は東京を出発点として最初のスポットまで約1時間30分で行ける、1泊2日のドライブコースを紹介します。神奈川県ならではのさまざまな景観を堪能しましょう。
神奈川エリア
神奈川ドライブは、歴史を感じられるスポットや自然の絶景、都市部ならではの景観を都心から車で約1時間30分の範囲で楽しめます。また、同じ神奈川県内でも西部と東部エリアで全く違った魅力に触れられるのも魅力のひとつ。西部エリアでは歴史や自然、東部エリアでは都市部の景観や夜景など魅力的なスポットが神奈川には点在しています。
1~5の走行時間:約2時間10分
※観光スポットでの滞在時間除く
神奈川ドライブの1日目は、東京から車で約1時間30分で行ける箱根町のスポットを2つ訪れます。そのあとは、日の出の絶景スポットがある真鶴町に向けて、南に車を走らせるコースです。
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神奈川県足柄下郡
箱根関所
箱根関所は、江戸時代の主要道路である東海道の通行人を検問するために1619年に徳川幕府によって設置されました。明治時代に入ると役割を終え、廃れたままになっていましたが2007年に江戸時代末期の資料を元に完全再現。当時の関所を復元した日本で唯一のスポットとして人気を博しています。
見どころは、役人が通行人の手形を調べる「大番所」や身分の高い役人の休憩所の「上番休憩所」、馬をつなぐ「厩」、罪人が入る「獄屋」などです。当時の役人の役割と通行人の緊張感など、江戸時代に迷い込んだかのような感覚を味わえます。
見張小屋「遠見番所」は、箱根関所ならではの絶景スポットです。見張りを行えるほどの、見渡しの良い場所から眺められる箱根関所と芦ノ湖とのコントラストは圧巻です。天気の良い日であれば、富士山も見られます。
名称 | 箱根関所 |
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所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地地図 |
アクセス | 小田原厚木道路「小田原西IC」より約40分 |
駐車場 |
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入場料 |
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営業・ 開場時間 |
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休業日 | 年中無休 |
参考 リンク |
https://www.hakonesekisyo.jp/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
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神奈川県足柄下郡
芦ノ湖スカイライン
芦ノ湖スカイライン、箱根峠と湖尻峠を結ぶ一般区間と、湖尻峠から芦ノ湖北岸湖尻水門までの特別区間からなる観光客有料道路です。一般区間9km、特別区間1.7kmの総延長10.7kmのドライブコースは、絶景を堪能できる高原ドライブが楽しめます。
なかでも標高1.070mにある三国峠展望台は、車を停めて立ち寄りたい場所です。裾野まで広がる富士山から市街地の駿河湾、南アルプスの景観までが眺望できる、芦ノ湖スカイライン随一の絶景スポットです。
東京方面と御殿場方面の車線に1ヶ所ずつ作られた、車が通るとタイヤの摩擦音から音楽が流れる、「メロディペーブ」も見逃せません。御殿場方面は「富士の山」、東京方面は「残酷な天使のテーゼ」の曲が聞こえ、楽しい気分で運転ができます。窓を閉めて時速40kmで走行するとより綺麗に聞こえるので、ぜひ試してみてくださいね。
名称 | 芦ノ湖スカイライン |
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所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町箱根638地図 |
アクセス | 東名高速道路「御殿場IC」より約45分 |
駐車場 |
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入場料 |
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営業・ 開場時間 |
7:00~19:00 |
休業日 | 年中無休 |
参考 リンク |
http://www.ashinoko-skyline.co.jp/traffic_charge/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
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神奈川県足柄下郡
三ツ石
三ツ石は真鶴半島の海岸から約200m続く岩礁の先にある、3つの巨大な岩を指します。正式には「笠島」という島であり、伊豆半島から房総半島までを見渡せる、景勝地として親しまれています。波が穏やかな日の干潮時間であれば、岩礁を歩いて間近まで行けますが滑りやすいので注意が必要です。
年間を通して日の出が楽しめる絶景スポットとして有名な三ツ石。12月から1月頃は特に多くの人が訪れます。ちょうど三ツ石の上に日の出が昇る光景はこの時期しか見られません。3つの岩と日の出とのコラボレーションは思わず見入ってしまうほどの美しさです。
名称 | 三ツ石 |
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所在地 | 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1175-1地図 |
アクセス | 西湘バイパス「石橋IC」より約30分 |
駐車場 |
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入場料 | 無料 |
営業・ 開場時間 |
なし |
休業日 | なし |
参考 リンク |
https://tabi-mag.jp/kn0304/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
宿でゆっくり休んだら2日目のスタートです。2日目は神奈川県屈指の観光スポット、横浜を訪れます。近未来感溢れる都市ならではの景色を楽しみます。
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神奈川県横浜市
ランドマークタワー
みなとみらいにあるランドマークタワーは高さ296mを誇る、70階建ての超高層複合ビルです。ランドマークタワー内にはオフィスやホテル、160店舗を超えるショップが入る「ランドマークプラザ」、レストランフロアの「タワーダイニング」など見どころ満載です。
展望フロアの「スカイガーデン」は、ランドマークタワーを代表するスポットです。高さ273m、69階にあるスカイガーデンには2階にある高速のエレベーターに乗ると、約40秒で到着します。大きなガラス越しに、横浜の街並みや東京タワー、スカイツリーなど関東を代表する名所が見られます。夜9時まで営業しているため、ロマンチックな夜景が見られるのも魅力的です。
名称 | ランドマークタワー |
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所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1地図 |
アクセス | 東名高速道路「横浜町田IC」より約45分 |
駐車場 |
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入場料 |
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営業・ 開場時間 |
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休業日 |
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参考 リンク |
https://www.yokohama-landmark.jp/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
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神奈川県横浜市
横浜ベイブリッジ
1989年に開通した横浜ベイブリッジは、横浜中華街側の「本牧ふ頭」とコンテナターミナルなどがある「大黒ふ頭」を結ぶ全長860mの橋です。上層は首都高速道路、下層は国道357号線の二重構造で、東京方面と横浜方面を結ぶ物流の輸送道路として重要な役割を果たしています。
大黒ふ頭側の下層部に設置された、約320mに及ぶ歩行者専用の展望施設「スカイウォーク」は無料で楽しめる施設です。土日・祝日のみ開放され、複数設置されている無料の双眼鏡からは、みなとみらいの街並みや横浜港を行き交う船など港町ならではの光景が間近で見られます。
264 灯もの投光器によってライトアップされる、夜の横浜ベイブリッジも見どころです。日没後から24時までは白色、24時までの毎時20分と50分からの10分間は主塔部分が青色に輝きます。ロマンチックな風景を演出するライトアップは、ドライブの疲れを癒してくれるでしょう。
名称 | 横浜ベイブリッジ |
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所在地 | 神奈川県横浜市中区本牧ふ頭地図 |
アクセス | 首都高速道路「大黒ふ頭IC」より約15分 |
駐車場 |
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入場料 |
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営業・ 開場時間 |
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休業日 |
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参考 リンク |
https://www.shutoko.jp/fun/lightup/baybridge/ ※最新情報はリンク先をご確認ください |
神奈川県は歴史や自然が作り出す絶景をはじめ、都市部ならではの景観や夜景など見どころが豊富です。また、西と東のエリアでは全く違った絶景が見られるのも特徴です。西エリアでは、歴史や自然が作り出した絶景を。東エリアでは都市部ならではの景観や夜景が堪能できます。神奈川県ならではの、バラエティに富んだ絶景を横目にドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。