2023年6月23日

青森県 津軽エリア|絶景が見られる王道観光スポット5選

ねぶた(ねぷた)祭りやりんごの産地で知られる青森県。今回紹介するスポットがあるのは青森県の左側にある津軽地方です。青森駅を起点に、日本海や津軽半島、北海道に臨む絶景と文化的なスポットを1泊2日で巡るコースを紹介します。

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観光ルート
マップ

津軽エリア

津軽エリアオススメスポット地図 津軽エリアオススメスポット地図
  1. 津軽藩ねぷた村
  2. 津軽岩木スカイライン
    12:一般道路+高速、車で30分)
  3. 千畳敷海岸
    23:一般道路+高速、車で1時間)
  4. 竜泊ライン
    34:一般道路、車で1時間20分)
  5. 太宰治記念館「斜陽館」
    45:一般道路、車で1時間15分)

青森ドライブの魅力

青森ドライブの魅力は雪の回廊や、山道のワインディングロードを走り観光スポットを巡れるところです。日本海の荒波や津軽半島、津軽海峡、遠く北海道の姿まで数々の絶景に出会えます。津軽の文化を体験できる観光施設、文豪ゆかりの地もあり、自然とその自然が育んだ文化を知るドライブができます。

15の走行時間:約4時間5分  
※観光スポットでの滞在時間除く

津軽エリア|ドライブコース1日目

青森ドライブ1日目は、青森駅から50分ほどで到着する津軽藩ねぷた村から始まります。そこから、春には雪の回廊をドライブできる津軽岩木スカイライン、夕陽の名所でもある千畳敷海岸を巡ります。津軽文化に触れ、絶景ロードと日本海の夕暮れを堪能しましょう。

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青森県弘前市
津軽藩ねぷた村

青森県弘前市にある津軽藩ねぷた村は、弘前市の「ねぷた」をテーマにした観光施設です。ねぷたについてだけではなく、津軽地方を中心とした青森県の文化を見て聞いて知れる、そして郷土料理を食べられる、特産品が買える、民工芸品を作る体験ができます。

「弘前ねぷた」は「青森ねぶた」と合わせて国の重要無形民俗文化財です。お祭りで運行している扇型や人形型をしている山車がねぷたです。ねぷた村の見学エリアでは実物大の大型のねぷたや津軽の民工芸品の製作工程が見られる他、三味線の生演奏も聴けますよ。

青森県内の農林水産加工品の販売も行なっているので、津軽焼、津軽塗りなどの民芸品や、季節によってはりんごやその加工品を買えます。津軽料理遺産伝承店は、津軽地方で食べられてきた家庭料理を味わえる食事処です。食事のみの場合は入場料がかからないので、気軽に郷土料理を食べられます。

名称 津軽藩ねぷた村
所在地 青森県弘前市亀甲町61地図
アクセス 東北自動車道「黒石IC」より約25分
駐車場
  • あり/有料(100台)
  • 1時間・1台:220円
  • 以降30分毎:110円
  • ※施設ご利用時のレシート提示
  • 普通自動車1時間無料
  • 以降30分110円
  • (見学・買物・食事など複数のご利用で最大2時間無料、以降30分110円)
  • ※まつり期間中は駐車場の料金形態が異なります。
入場料
  • 【見学エリア】
  • 一般:600円
  • 中・高校生:400円
  • 小学生:300円
  • 幼児(3才以上):100円
  • ※売店・食事処などのショッピングエリアのみの利用は無料
営業・
開場時間
  • 9:00〜17:00
  • 【食事処】
  • 10:00〜17:00
  • ※食事の提供は11:00〜15:00で、それ以外の時間はドリンクメニューとテイクアウトのみ
休業日 なし
参考
リンク
http://neputamura.com/
※最新情報はリンク先をご確認ください

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青森県弘前市
津軽岩木スカイライン

使用素材:あおもりくま /岩木山スカイライン

津軽岩木スカイラインは、青森県弘前市にある岩木山にある観光道路・登山道路です。津軽富士とも呼ばれている青森県最高峰の岩木山の麓から8合目まで続いています。例年11月上旬から4月下旬にかけて冬季閉鎖期間となっていて、開通直後の4月下旬から、雪の回廊と呼ばれる両サイドに雪が高く積もった道を走ることができます。

使用素材:国土交通省 /sugaru-Iwaki Skyline toll road Aerial Photograph

終着地点となる8合目の駐車場までの長さは9.8km、その間にほとんど途切れることなく、約69個ものカーブが続きます。3合目付近では樹齢90年を超えるブナの原生林の間を走り抜け、次第に高度が上がるにつれて景観が開けていきます。終着地点から一望できるのは、津軽平野と日本海、そして津軽半島の権現崎と十三湖、北には北海道の松前半島などです。

使用素材:tanakasi /津軽岩木スカイライン入口

駐車場から9合目まではリフトもあり、そこから山頂までも歩いて40分ほどなので、余力があれば登山も楽しめます。

名称 津軽岩木スカイライン
所在地 青森県弘前市地図
アクセス 東北自動車道「大鰐弘前IC」より約40分
駐車場 あり/無料(200台)
入場料
  • 【通行料金】
  • 軽自動車:1,520円
  • 小型自動車・普通自動車:1,830円
  • 【リフト】
  • ・往復
  • 大人:1,000円
  • 高校生・中学生:800円
  • 小学生:600円
  • ・片道
  • 大人:700円
  • 高校生・中学生:550円
  • 小学生:450円
  • ※未就学児無料
営業・
開場時間
  • 【自動車道】
  • 8:00~17:00
  • 最終入場時間16:00
  • 【リフト】
  • 上り:9:00~16:00
  • 下り:9:00~16:20
休業日
  • 【自動車道】
  • 11月上旬~4月下旬
  • 【リフト】
  • 10月下旬~5月上旬
  • 水曜定休
  • ※ともに積雪の状況による
参考
リンク
https://www.iwaki-skyline.jp/index.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

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青森県西津軽郡
千畳敷海岸

千畳敷海岸は、青森県西津軽郡に位置する日本海に面した奇岩奇石が多く並ぶ海岸です。津軽国定公園に属していて、「日本の夕陽百選」と「日本の水浴場55選」に選定されています。

名前の通り畳を敷き詰めたような、大きな平らな岩棚が海岸に並び、その岩の上を歩けるようになっています。平らな岩の他にも、恵比寿岩、かぶと岩などと名前のついた隆起した奇岩が並び、まるで間欠泉のように岩の隙間から波が吹き上がるスポットもあり、圧巻の景色です。夕暮れには、夕陽に染まった空と海を背景に奇岩がシルエットとなり、独特な奇岩の形をよりはっきりと見られます。

夏場は海水浴場、キャンプ場として人気です。近くに焼きイカを売るお店が多数あることから、イカがカーテンのように干されている風景が珍しく面白いと評判のようです。

名称 千畳敷海岸
所在地 青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢地図
アクセス 津軽自動車道「鰺ヶ沢IC」より約20分
駐車場 あり/無料(20台)
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
休業日 なし
参考
リンク
https://aomori-tourism.com/spot/detail_72.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

津軽エリア|ドライブコース2日目

2日目は、津軽半島の先端に位置する絶景ロード、竜泊ラインを走って津軽半島の最北端を目指します。20kmほどの道では随所で絶景が楽しめ、360度パノラマの自然風景に臨める展望台があります。旅の最後には文豪、太宰治記念館を訪れ、重要文化建造物でもある太宰治の生家を観光しましょう。

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青森県北津軽郡
竜泊ライン

使用素材:Yo_Takehana /青森県 竜泊ライン:国道339

津軽半島を縦断している国道339号線のうち、小泊から半島の先端にある龍飛崎までを結ぶ約20kmが竜泊ラインです。南側は日本海に臨みながら走れる海岸道路で、北側は山岳道路となっていて、海も山もどちらの景色も楽しめる絶景ロードとして知られています。

美しい自然の景観が続きますが、途中にある「眺瞰台(ちょうかんだい)」という展望台からの絶景は必見です。竜泊ラインの最高地点にあり、日本海、岩木山、津軽半島、天気が良い日には北海道まで臨める、360度の絶景が味わえる展望台です。

ゴールとなる龍飛崎は津軽半島の最北端に位置し、ヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌謡碑や灯台、太宰治文学碑、吉田松陰碑、砲台など見所が多数あります。また、車の通れない唯一の国道「階段国道」も人気です。

名称 竜泊ライン
所在地 青森県北津軽郡中泊町小泊地図
アクセス 津軽自動車道「五所川原北IC」より約1時間20分
駐車場 あり/無料(20台)
入場料 なし
営業・
開場時間
24時間
休業日 11月下旬 ~4月下旬
参考
リンク
https://aomori-tourism.com/spot/detail_416.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

青森県五所川原市
太宰治記念館「斜陽館」

奥津軽にある五所川原市金木町にある太宰治の生家が太宰治記念館「斜陽館」です。金木の町全体に太宰ゆかりのモノやコトが点在し、それらまるごとが太宰ミュージアムとされています。斜陽館はそのうちのひとつで、太宰が生まれる2年前に太宰の父が建てた豪邸です。青森ひばで作られていて重厚感があり、和洋折衷、入母屋造りで、国の重要文化財建造物にも指定されています。

館内には太宰が愛用していた執筆道具やマントなどの身の回りのものから、直筆原稿などの貴重な品が展示されています。幼少期の太宰が過ごした家の随所から、様々な太宰作品を回想できることでしょう。

周辺にあるのは、太宰小説にも登場する喫茶店や、太宰作品名のプレートの飾られた広場、太宰の好んだ公園など。太宰ミュージアムの見所は多数あるので、太宰の育った奥津軽の情景を感じてみてください。

名称 太宰治記念館「斜陽館」
所在地 青森県五所川原市金木町朝日山412-1地図
アクセス 津軽自動車道「五所川原北IC」より約15分
駐車場 あり/無料(50台)
入場料
  • 一般:600円
  • 高・大学生:400円
  • 小・中学生:250円
  • 未就学児:無料
営業・
開場時間
9:00〜17:00(最終入館16:30)
休業日 12月29日
参考
リンク
http://dazai.or.jp/modules/contents/index.php?content_id=15
※最新情報はリンク先をご確認ください

絶景ロードで観光地巡り!津軽を縦断してみよう

青森ドライブで走るのは、絶景ロードとして親しまれている2本。連続カーブのワインディングロードを走りながら向かうのは、三味線の音色やねぷたなどの津軽文化に触れられる施設や、津軽が生んだ文豪のゆかりの町などの定番観光地。青森ドライブで、自然だけじゃない、一味違う津軽の魅力を味わい尽くしてみませんか。

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