勝山公園では、3月下旬から4月上旬にかけてソメイヨシノを始めとする約300本の桜が見頃を迎えます。こちらの見どころは、小倉城と桜のコラボレーション。お城を囲むように桜が植えられているので、小倉城をバックにした桜の写真を撮影できます。

2023年3月25日〜26日と、4月1日〜2日、8日〜9日には、3週にわたって「小倉城桜まつり」が開催予定です。屋台の味を楽しんだり、ステージで開催されるショーを鑑賞したり、お祭りの雰囲気を味わいつつ園内を散歩したりと、思い思いに楽しめます。

勝山公園に桜を見に行くのは夜もおすすめ。暗闇の中に浮かび上がる桜と小倉城の美しさは圧巻です。福岡の街をドライブしつつ、勝山公園にも立ち寄って夜桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

西公園は「日本さくら名所100選」に選出された、福岡県を代表する桜の名所です。例年、3月下旬から4月上旬にかけて約1,300本の桜が満開に咲き誇ります。ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラと、さまざまな桜が異なる表情を浮かべます。

公園内にある中央展望台からは、桜が咲き乱れる「さくら谷」を上から眺められます。福岡市内や博多湾、志賀島を一望しつつ桜も鑑賞できるおすすめスポットです。

例年、桜のシーズン中は夜になるとライトアップ（※）が行われます。ライトに照らされ優しく光る桜は、見る人の心を癒してくれるでしょう。

※2023年のライトアップ開催可否は公式HPをご確認ください。

舞鶴公園はソメイヨシノを中心に約1,000本の桜が植えられた、県内でも有数のお花見スポットです。三ノ丸広場ではジュウガツザクラが秋から春にかけて咲き続け、3月中旬頃になるとヨウコウという品種の桜も咲き始めます。

園内の桜が見頃を迎えるのは3月下旬頃。ソメイヨシノやオオシマザクラ、ヤマザクラなど、満開に咲き誇った桜が園内全域に広がります。18品種の桜が順次咲いていき、4月の中旬頃まで長く楽しめるのも舞鶴公園の魅力です。

舞鶴公園には福岡城跡があり、お城を守るために造られたお堀が現存しています。お堀と石垣、桜が並ぶ光景は舞鶴公園ならでは。福岡城を築城した黒田官兵衛と、子の長政が眺めていたであろう風景に思いを馳せつつ、美しい桜を鑑賞できます。

例年、3月下旬から4月上旬にかけては「福岡城さくらまつり」が開催（※）され、屋台の出店やイベントの開催に加え、夜になると桜のライトアップが行われます。

※2023年の「福岡城さくらまつり」開催可否は公式HPをご確認ください。

3月下旬になると、筑前町に流れる草場川の桜並木が見頃を迎えます。約2.2kmにわたって桜が一直線に並ぶ光景は圧巻です。桜の足元には菜の花が広がり、春の訪れを目と鼻で感じられます。桜のピンク、菜の花の黄色、草木の緑、川と空の水色と、春ならではの優しい色が一面に広がるスポットでもあります。

草場川の桜並木は、ぜひ夜も訪れてほしいスポットです。日没から22時頃までライトアップが行われ、桜並木が輝きを放ちます。川の周辺には建物がなく、桜を照らすのはライトのみ。川と夜桜だけが写る最高の一枚を残せます。