2023年1月31日

熊本県 阿蘇エリア|活火山や有名神社、トンネルを楽しむドライブコース

阿蘇山周辺にある大観峰や草千里ヶ浜など自然豊かな熊本阿蘇エリア。車窓からの景色も楽しめるスポットです。最初に訪れる阿蘇ミルクロードまで、熊本空港からは約40分、熊本駅からは約1時間で到着します。その後、歴史ある阿蘇神社や高森湧水トンネル公園などをめぐる観光コースを紹介します。

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観光ルート
マップ

阿蘇エリア

阿蘇エリアオススメスポット地図 阿蘇エリアオススメスポット地図
  1. 阿蘇ミルクロード
  2. 阿蘇神社
    12:一般道路、車で30分)
  3. 仙酔峡
    23:一般道路、車で20分)
  4. 草千里ヶ浜
    34:一般道路、車で30分)
  5. 高森湧水トンネル公園
    45:一般道路、車で30分)

熊本阿蘇エリアの魅力

熊本県の阿蘇エリアには、現在でも活発に火山活動している阿蘇山があり、カルデラを見ることができます。また全国に約500社もある阿蘇神社の総本社のような歴史的な場所もあります。阿蘇山の周辺を散策する際には、火山活動の様子によっては立ち入りができないこともあるので、前もって火山情報も確認してから訪れましょう。

15の走行時間:約1時間50分  
※観光スポットでの滞在時間除く

1

熊本県阿蘇市
阿蘇ミルクロード

阿蘇ミルクロードの写真

熊本駅を出発したら、阿蘇山をぐるりと一周するようにできた道「阿蘇ミルクロード」に向かいます。大津町引水始まり、360度の大パノラマが楽しめる大観峰など、展望台がいくつかあります。大観峰の展望台からは阿蘇五岳を一望でき、その姿はまるで仏さまが寝た姿のように見えることでも有名です。

阿蘇ミルクロードの写真

大観峰から車で約10分のところに阿蘇スカイライン展望所があり、絶景駐車場とも呼ばれ、黄色い雲海がよく見えるスポットとして知られています。黄色い雲海は、雲海が夜に発生したときに、阿蘇温泉郷のひとつである内牧温泉街の灯りがあたったときにしか発生しない、年に数回程度の貴重な景色です。

道中は、広大な牧草地があるため放牧された馬や牛に出会えるかもしれません。他にもかぶと岩展望所など、展望台から阿蘇の絶景が一望できるスポットがたくさんあります。

名称 ミルクロード(熊本県道339号)
所在地 熊本県阿蘇市一の宮町手野~大津町引水地図
アクセス 九州自動車道「熊本IC」より約30分
駐車場
  • あり/無料
  • ・かぶと岩展望所(40台)
  • ・大観峰(150台)
  • ・阿蘇スカイライン展望所(100台)
入場料 通行料金なし
営業・
開場時間
24時間
休業日 なし

2

熊本県阿蘇市
阿蘇神社

阿蘇神社の写真

阿蘇神社は2000年以上前に創建され、全国に約500社ある阿蘇神社の総本社です。阿蘇を開拓したといわれる健磐龍命(たけいわたつのみこと)や家族神12神が祀られています。

農耕の開始時の「田作祭(火振り神事)」、田植期「おんだ祭」、収穫期「田実祭」など、年間を通して農耕祭事が行われます。中でも、3月中旬に行われる「田作祭」では、神社参道で藁束に火をつけて歓迎する火振り神事が行われ、これは神の足元を照らす意味が込められています。火がまるで龍のようで、迫力がありますよ。この一連の農耕祭事は昭和57年に国重要無形民俗文化財に指定されています。

阿蘇神社の写真

神社境内にある楼門は九州最大の規模を誇り、茨城県の鹿島神宮、福岡県の筥崎宮と合わせて「日本三大楼門」といわれています。神殿や楼門などの6棟は国の重要文化財に指定されています。

名称 阿蘇神社
所在地 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1地図
アクセス 九州自動車道「熊本IC」より約1時間
駐車場
  • あり/有料(70台)
  • 30分:無料
  • 以降1時間毎:100円
  • 1日最大:1,000円
  • ※有料の近隣駐車場もあり
入場料 無料
営業・
開場時間
  • 参拝 6:00~18:00
  • 御札所 9:00~17:00
休業日 年中無休
参考
リンク
http://asojinja.or.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

3

熊本県阿蘇市
仙酔峡

仙酔峡の写真

仙酔峡は阿蘇山の標高900mのところに位置します。ツツジの一種であるミヤマキリシマが約5万株も自生し、5月には見頃を迎えます。辺り一面をピンク色に染め上げる景色が、仙人も酔うほどの美しさということから、仙酔峡と呼ばれるようになったといわれています。

冬の気温が低い日には、凍り付く滝の姿を見ることができます。春のピンク色の姿から一転、神秘的な表情に変わるため自然の力に驚かされることでしょう。仙酔峡までの道中は天候によって滑りやすい場合もあるため、十分注意して向かってくださいね。

仙酔峡の写真

その他、阿蘇外輪山や大分県のくじゅう連山を眺めたり、散策道を歩いたり、自然を全身で感じられますよ。

名称 仙酔峡
所在地 熊本県阿蘇市一の宮町宮地6029地図
アクセス 九州自動車道「熊本IC」より約1時間30分
駐車場 あり/無料(150台)
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
休業日 なし
参考
リンク
https://kumamoto.guide/spots/detail/18742
※最新情報はリンク先をご確認ください

4

熊本県阿蘇市
草千里ヶ浜

草千里ヶ浜は阿蘇五岳のひとつ烏帽子岳(えぼしだけ)の麓に広がった草原です。広々とした草原には馬が放牧されていて、悠々と歩く姿や草を食べる姿など日常ではなかなか見られない光景を見ることができます。夏は新緑、冬は幻想的な白銀の世界と季節によってさまざまな景色を楽しめますよ。

草千里ヶ浜の写真

12月〜2月を除いた季節には乗馬もでき、見るだけでなく体全体で阿蘇の自然に触れ合えるスポットです。また、付近には阿蘇火山博物館があり、阿蘇の火山活動の歴史を知ることもできます。

名称 草千里ヶ浜
所在地 熊本県阿蘇市 草千里ヶ浜地図
アクセス 九州自動車道「熊本IC」より約1時間
駐車場
  • あり/有料(200台)
  • 1台:500円
入場料
  • 無料
  • <乗馬>
  • ・1人乗り
  • Aコース(約5分):1,500円/人
  • Bコース(約20分):4,000円/人
  • Cコース(約30分)5,000円/人
  • ・2人乗り
  • ※120cm以下の子供と一緒の場合のみ
  • Aコース(約5分):2,500円~
  • Bコース(約20分):6,000円~
  • Cコース(約30分):8,000円~
営業・
開場時間
9:00~16:30
休業日
  • なし
  • <乗馬>
  • 12月〜2月(天候不良を除く)
参考
リンク
https://kumamoto.guide/spots/detail/210
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

熊本県阿蘇郡
高森湧水トンネル公園

高森湧水トンネル公園の写真

高森湧水トンネル公園は、旧国鉄のトンネル採掘の跡地にできた公園です。昭和48年12月から昭和50年2月に、旧国鉄高森線と高千穂線を結ぶ鉄道計画が進行していましたが、地下水源の切断による出水で湧水量が多くなり中止になった背景があります。その湧水量を活かし、2022年現在では高森町の水源地となっています。

全長2050mのトンネルの中には遊歩道が設備されています。内部は通年17度が保たれているので、一年中訪れられますよ。歩く人々を楽しませる仕掛けがされていて、水玉が不思議な動きをする噴水「ウォーターパール」や、堀り残った岩盤から流れる水源を見られます。

7月には「七夕まつり」、11月中旬〜12月には「クリスマスファンタジー」のような季節ごとの飾り付けや、町の人たちの作品の展示もされています。トンネルの上部には高森町湧水館という資料館があるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

名称 高森湧水トンネル公園
所在地 熊本県阿蘇郡高森町高森1034-2地図
アクセス 九州自動車道「熊本IC」より約1時間40分
駐車場 あり/無料(325台)
入場料
  • 大人(中学生以上):300円
  • 小人(小学生):100円
  • 未就学児:無料
営業・
開場時間
  • 【4~10月】9:00~18:00
  • 【11~3月】9:00~17:00
  • ※閉園30分前までに入園
  • <高森町湧水館>
  • 9:00~16:00
休業日
  • なし
  • <高森町湧水館>
  • 月曜休館
  • ※祝日は営業
参考
リンク
https://www.town.takamori.kumamoto.jp/kanko/kankomap/kanko/yusui.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

熊本・阿蘇の歴史深い観光スポットを巡ろう

熊本の阿蘇エリアは、阿蘇山を中心とした雄大な自然に臨める絶景スポットから、歴史深い神社、悠々とした馬の姿など非日常を観光できる場所です。地元の人々の生活を支える水源の成り立ちも知ることができます。熊本ドライブを検討している方は、ぜひこのコースを参考にオリジナルの旅計画を立ててみてくださいね。

熊本県 阿蘇エリア|熊本のご当地グルメを堪能できる観光モデルコース。人気の名店も紹介

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