長崎県の松浦市福島にある「土谷棚田」は、海へ向かう斜面に約400枚もの水田が連なる島有数の絶景スポットです。1999年には「日本の棚田百選」に選ばれ、2012年には日本夜景遺産（ライトアップ夜景遺産）にも認定されています。

秋〜冬の時期には農閑期の棚田越しに臨む伊万里湾も美しく、積雪があると一面雪景色が見られることもあります。4月下旬頃の田植えの時期には、海と水田の水面が1枚の鏡のように空の色を写す姿が楽しめます。夕方には空も海も棚田も、一面が夕日に輝き幻想的です。夏の時期には海の青と成長する稲の緑、収穫前には稲穂の黄色とのコントラストを楽しめます。

平戸大橋から車で約30分、平戸島内にある「人津久海水浴場」は南国リゾート感満載。透明度が高いエメラルド色の海水と、その青が映える白い砂浜は一見の価値があります。よく晴れた日には海面と白浜に太陽の光がきらめき、より一層その美しさを際立たせる。また入江になっているため白浜はプライベートビーチを感じさせます。ドライブ中の休憩に、リゾート気分を満喫するのはいかがでしょうか。

7月中旬から8月下旬の海水浴シーズンには、シュノーケリングも楽しめます。

生月サンセットウェイとは、平戸本島から「生月大橋」を渡り生月島の西側を10km、島の最北端に位置する「大バエ灯台」までの道のりです。その名の通り海に沈む夕日が美しく、海岸線だけでなく山の木々も夕日に染まる絶景に臨めます。

橋を渡ると「生月大橋公園」があり、そこには道の駅「生月大橋」もあります。特産品を扱うお土産屋さん、散策道、観光案内所が併設されていて、「生月大橋」を一望しながら休憩が可能です。

そこから車を10分程走らせると、絶景を楽しめる「石原橋展望所」があり、さらに5分ほど進むと、長さ1kmの柱が連なったような形状の「塩俵の断崖」に到着します。1979年に長崎県新観光百選に選ばれました。さらに8分北上すると、ゴールの柔らかな白亜色をした「大バエ灯台」に到着。約100mの断崖にあり、展望台からは美しい景色が広がります。

なお、ドライブ中の景色が美しいことから、2019年1月公開のトヨタ カローラ スポーツのCMをはじめ、多数のCMや映画などのロケ地にもなっています。

「展海峰」は、市内8ヶ所に設置された展望台「九十九島八景」のひとつ。8ヶ所ある展望台の中では比較的近い距離で「九十九島」を観られます。日本一の密度を誇る「九十九島」、佐世保の街や港、花々の姿を同時に180度のパノラマビューで楽しめるスポットです。

ちなみに「九十九島」は、1955年に西海国立公園に指定され、海岸線の大部分が自然なまま保持されています。また展望台下には15万株もの花が咲き誇る園庭が広がることから、花の名所でも知られ多くの観光客で賑わいます。

長崎県大村市から佐賀県佐賀市を繋ぐ国道444号線は、通称「しあわせ街道」と呼ばれています。今回のドライブコースでは、大村市がスタート地点です。そこには展望デッキを備えた長崎空港があり、遊具や広場を無料で利用できます。

空港から幸せ街道を佐賀県方面に20分ほど走らせると「萱瀬ダム」に到着。ダムから車で1分の距離にある直売所「よってみゅうか えびねの郷」では、「萱瀬ダム」を模したダムカレーを食べられますよ。

さらに車で7分進むと「黒木渓谷」に到着。長さ32メートルのつり橋、散策路などが整備された「郡川砂防公園」では、川遊びや森林浴などの自然を感じるアクティビティを家族で堪能できます。

そこから10分ほど佐賀県鹿島市に少し入った辺りに、「平谷物産直売所」があります。裏手には自然豊かな平谷渓谷が広がり、名水として知られる湧き水を無料で持ち帰ることができます。