2022年12月6日

宮城県 鳴子温泉エリア|1泊2日で巡るモデルコース。温泉・自然・歴史を堪能するドライブ旅

宮城県にある鳴子温泉は、約1,200年の歴史を持つ「鳴子温泉郷」の一つ。仙台方面から鳴子温泉周辺までは、高速を使って約1時間15分で到着します。今回は仙台方面を出発地と想定して、東北自動車道「古川IC」を起点に、1泊2日の観光ドライブのモデルコースと、おすすめの観光スポットを紹介します。

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観光ルート
マップ

鳴子温泉エリア

鳴子温泉エリアオススメスポット地図 鳴子温泉エリアオススメスポット地図
  1. あ・ら・伊達な道の駅
  2. 鳴子温泉
    12:一般道路、車で20分)
  3. 鳴子ダム
    23:一般道路、車で15分)
  4. 鳴子峡
    34:一般道路、車で10分)
  5. 日本こけし館
    45:一般道路、車で5分)

鳴子温泉周辺エリアの魅力

鳴子温泉を含む「鳴子温泉郷」は、日本で11種類ある泉質のうち、実に9種類も集まっている珍しい温泉地です。源泉の数は400近く、温泉宿によって異なるお湯を楽しめます。
また、鳴子温泉は周囲を自然に囲まれたエリアです。近くには「鳴子ダム」や「鳴子峡」といった有名どころだけでなく、鳴子と縁の深いこけしを展示している「日本こけし館」といった穴場スポットもあります。
緑豊かな土地で車を走らせると、窓から見える絶景が心を癒してくれるでしょう。鳴子温泉エリアは温泉や自然を満喫したい人、リフレッシュしたい人にうってつけです。

15の走行時間:約50分  
※観光スポットでの滞在時間除く

鳴子温泉エリア|観光モデルコース:1日目

仙台方面から鳴子温泉周辺までは、高速を使って約1時間15分。ちょっとしたドライブ感覚で温泉を楽しめます。
こちらでは観光モデルコースとして、仙台を出発後に「あ・ら・伊達な道の駅」で一休みし、宿泊先である「鳴子温泉」に向かうプランを紹介します。時間に余裕があるときにおすすめの周辺スポットもチェックしていきましょう!

1

宮城県大崎市
あ・ら・伊達な道の駅

「あ・ら・伊達な道の駅」は、仙台方面から車で約1時間。国道45号沿いというアクセスの良さもあり、年間300万人以上が訪れる人気スポットです。
施設内には、地元野菜や牛タンなど宮城の食材を使ったメニューを提供する「五福(こうふく)の伊達ちゃんkitchen」を始め、菓子パンや総菜パンを扱う「伊達ちゃんベーカリー」、アイスクリームやスペアリブを味わえる屋外店舗と、お腹を満たせる飲食店が複数あります。
その他にも、鳴子温泉の名物を購入できる「あ・ら・ら横丁」や、地元野菜を購入できる農産物直売所、精製したてのお米を扱う米工房などもあるので、お土産の購入先としてもおすすめです。

名称 あ・ら・伊達な道の駅
所在地 宮城県大崎市岩出山池月字下宮道下4-1地図
アクセス 東北自動車道「古川IC」より約25分
駐車場 あり/無料(普通車230台/EV車1台)
入場料 無料
営業・
開場時間
<4月~11月>
9:00~18:00
<12月~3月>
9:00~17:00
  • ※施設によって異なる場合あり
休業日 なし
参考
リンク
http://www.ala-date.com/
※最新情報はリンク先をご確認ください

2

宮城県大崎市
鳴子温泉

道の駅で一休みしたら、宿泊先の鳴子温泉方面へ。鳴子温泉は、鳴子・東鳴子・中山平(なかやまだいら)・鬼首(おにこうべ)・川渡(かわたび)からなる“鳴子温泉郷”の一つで、中心とも言える存在です。同じ宮城県の秋保温泉と、福島県の飯坂温泉と並ぶ「奥州三名湯」に数えられています。
鳴子温泉の歴史は古く、837年に起きた噴火によって湯が湧き出たと伝えられています。江戸時代には湯治場として栄え、1689年には『おくのほそ道』で知られる俳人・松尾芭蕉が訪れた“芭蕉ゆかりの地”としても有名です。
ホテルのチェックインまで時間がある場合は、温泉街の周辺に足を伸ばしてみましょう。おすすめは、鳴子温泉から車で約30分走った位置にある「地獄谷遊歩道」です。遊歩道のすぐ側には複数の温泉が湧き出ており、立ち上る湯けむりを肌で感じられます。
その他に有名なのは、温泉が天高く噴き上がる「鬼首かんけつ泉」です。間欠泉は「弁天」と「雲竜」の2種類があり、約10分間隔で湯柱を鑑賞できます。こちらも鳴子温泉から車で約25分と近いので、時間に余裕がある場合は足を運んでみてはいかがでしょうか。

名称 鳴子温泉
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉湯元地図
アクセス 東北自動車道「古川IC」より約40分
駐車場 施設による
入場料 施設による
営業・
開場時間
施設による
休業日 施設による
参考
リンク
http://www.naruko-onsen.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

鳴子温泉エリア|観光モデルコース:2日目

鳴子温泉でゆっくり過ごしたら、2日目は朝から動いて観光スポットに向かいましょう。2日目のモデルコースとして、絶景を楽しめる「鳴子ダム」と「鳴子峡」、歴史に触れられる「日本こけし館」に足を運ぶプランを紹介します。

3

宮城県大崎市
鳴子ダム

鳴子ダムの写真

鳴子温泉から鳴子ダムまでは、「仙秋サンライン」と呼ばれる国道108号線を走って約15分。道路の脇に連なった山々にはブナの原生林があり、秋になると見事な紅葉が広がります。
鳴子ダムは、1957年に完成した東北初のアーチ式ダムです。堤体は無料開放されており、ゆっくりと歩きながら周囲の絶景を望めます。なお、例年10月中旬から11月上旬は紅葉シーズンのため、鳴子ダムは多くの観光客が訪れます。ホテルをチェックアウトしたらなるべく早く訪れることをおすすめします。

名称 鳴子ダム
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉字岩渕2-8地図
アクセス 東北自動車道「古川IC」より約45分
駐車場 あり/無料
  • ・展望広場駐車場(70台)
  • ・展示室駐車場(5台)
入場料 無料
営業・
開場時間
<鳴子ダム展示室>
8:30~17:00
休業日 <鳴子ダム展示室>
年末年始(12/29~1/3)
参考
リンク
https://www.thr.mlit.go.jp/naruko/
※最新情報はリンク先をご確認ください

4

宮城県大崎市
鳴子峡

鳴子峡の写真

鳴子峡は、深さ約100メートルの断崖絶壁が約3キロに渡って続く、大谷川沿いにある渓谷です。秋になると渓谷を包み込むように紅葉が広がり、その様は圧巻の一言。宮城県を代表する絶景スポットとして、県の名勝に指定されています。
そんな鳴子峡の景色や自然を満喫したいときは、遊歩道の散策がおすすめです。片道400メートル以下の「鳴子峡遊歩道」と、一周約2.2キロの「鳴子峡大深沢遊歩道」があります。

名称 鳴子峡
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉星沼~尿前地図
アクセス 東北自動車道「古川IC」より約45分
駐車場 あり(鳴子峡中山平側駐車場)/無料(253台)
  • ※紅葉シーズン(10月中旬~11月中旬)は有料
終日・1台:500円
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
休業日 期間中は無休
  • ※11月下旬~4月中旬は閉鎖
参考
リンク
https://www.city.osaki.miyagi.jp/shisei/soshikikarasagasu/narukosogoushisho/chiikishinkoka/5/3/3087.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

宮城県大崎市
日本こけし館

日本こけし館の写真

使用素材:矢内日本こけし博物館

鳴子は、日本で最も古いこけしの生産地。今から約200年前の江戸時代に、木工品の職人が子どものために作り始めたのがルーツと言われています。
日本こけし館は、日本各地に広まった伝統こけしを集めた施設です。施設内ではこけしの展示の他にも、製作工程の見学会や即売会、絵付け体験などが行われています。

名称 日本こけし館
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2地図
アクセス 東北自動車道「古川IC」より約45分
駐車場 あり/無料(50台)
入場料
  • ・大人:400円
  • ・高校生:160円
  • ・中学生:160円
  • ・小学生:120円
営業・
開場時間
  • <4月1日~11月末日>
    8:30~17:00
  • <12月1日~12月31日>
    9:00~16:00
休業日 期間中は無休
  • ※1月1日~3月末日までは閉館
参考
リンク
http://www.kokesikan.com/
※最新情報はリンク先をご確認ください

鳴子温泉エリアの観光を満喫できるプランを考えてみては

長い歴史を持つ鳴子温泉エリアは、日本を代表する温泉地です。近くにある鳴子ダムや鳴子峡では自然に触れられて、目でも楽しめます。
鳴子温泉エリアには今回紹介できなかった観光スポットがまだまだたくさんあるので、気になった人は魅力を深堀りして、旅行のプランを考えてみてはいかがでしょうか。

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