秩父温泉は、東京から車で約1時間40分。埼玉県の北西部に位置する穴場温泉地です。秩父地方である、秩父市・横瀬町・長瀞町・小鹿野町・皆野町の温泉が秩父温泉と呼ばれます。
かつて、秩父地域には“秩父七湯（ちちぶななとう）”と称される7つの温泉がありました。秩父七湯は多くの人から愛されてきましたが、ダム工事による水没や温泉宿の閉館によって4つの湯がなくなり、現在入れるのは「新木の湯」「柴原の湯」「鹿の湯」の3つのみとなっています。
また、秩父温泉の周辺には、約17,600平方メートルという広大な敷地内に色とりどりの芝桜が咲き乱れる「芝桜の丘」や、県指定天然記念物の「橋立鍾乳洞」、秩父夜祭が有名な「秩父神社」、約30軒のそば屋がある「そば畑」など、自然・歴史・グルメを堪能できる観光スポットが豊富です。
温泉宿に宿泊して秩父の町を2日間たっぷり楽しんだり、日帰り温泉に立ち寄ったり、ぜひ思い思いに過ごしてくださいね。

ほったらかし温泉は、東京から車で約1時間40分の距離にある人気の日帰り温泉です。棚山の標高約700メートルの位置にあるため、温泉からの眺めは抜群。入浴しながら、甲府の盆地の奥にそびえ立つ富士山の姿を堪能できます。
温泉は「こっちの湯」と「あっちの湯」に分かれており、1回の入浴で入れるのは片方のみ。入湯前にどちらにするか選ぶ必要があります。広いのは後から増設された「あっちの湯」ですが、温泉や景色をゆっくり堪能したい人は「こっちの湯」を選ぶことが多いようです。
また、ほったらかし温泉は営業開始時間が日の出1時間前から22時までと、一般的な温泉よりも長いのが特徴です。温泉に入りながら朝日と夜景も望める、日本でも数少ない温泉です。また前日に近くに泊まっていると日の出を楽しみやすくなりますよ。

鴨川温泉は東京から車で約1時間50分、千葉県鴨川市の海岸沿いにある温泉地です。房総半島に位置する鴨川は温暖な気候で、海沿いにはヤシの木が植えられているため、いつもとは少し違う南国気分を味わえます。
また、鴨川温泉は太平洋を一望できる場所や緑に囲まれた場所など、シチュエーションのバリエーションが豊か。リゾート気分を満喫したい時は海沿い、静かな空間でゆったり過ごしたい時は山間の宿と、行き先を変えて何度も足を運べます。
鴨川温泉の近くには、「鴨川シーワールド」や「マザー牧場」といった人気スポットを始め、「濃溝の滝・亀岩の洞窟」や「鋸山ロープウェイ」など、自然と触れ合える観光スポットも数多くあります。

湯河原温泉は東京から約2時間。日本最古の和歌集である『万葉集』に名前が出てくる、長い歴史を持つ温泉地です。湯河原温泉のお湯は、江戸時代には幕府に“薬師の湯”として献上されていました。そして明治以降は、名だたる文豪や画家たちが訪れ、名作を残した土地として有名です。
湯河原温泉は日帰り温泉プランを用意している施設が多い他、町営の「万葉公園」には足湯があるなど、地域全域で温泉を気軽に利用できるのが魅力です。

東京から鬼怒川温泉までは、車で約2時間10分です。江戸時代に発見された当時の鬼怒川温泉は、大名や僧侶など限られた人物しか入湯を許されない格式高い温泉地でした。その後、明治時代になると一般客も利用できるようになり、地元の人や観光客などに愛される日本有数の温泉地として有名になった歴史を持ちます。
鬼怒川温泉の名所は、絶景スポットとして知られる「鬼怒楯岩大吊橋」です。鬼怒川沿いに立ち並ぶ温泉宿や温泉街の様子、季節によって表情を変える緑を望めます。