2022年11月4日

山形県 山形エリア|城跡を巡り、歴史を肌で感じる旅。愛車と走るおすすめルート

山形城や米沢城といった名城の跡地がある、山形エリア。博物館や銀山温泉など、歴史あるスポットが豊富です。関東地方から山形エリアまでは、高速道路を使って約5時間半で到着します。今回は横浜方面を出発地と想定して、山形自動車道の「寒河江IC」を起点に、1日2泊の観光ドライブのモデルコースと、おすすめの観光スポットを紹介します。

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観光ルート
マップ

山形エリア

山形オススメスポット地図 山形オススメスポット地図
  1. 鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)
  2. 銀山温泉
    12:一般道路、車で1時間45分)
  3. 山形県立博物館
    23:一般道路、車で1時間20分)
  4. 山形城跡/霞城公園
    34:車での移動なし)
  5. 米沢城址
    45:一般道路、車で1時間20分)

山形|観光ドライブの魅力

東北地方に位置し、周囲を山に囲まれている山形。自然豊かなエリア内には「鶴ヶ岡城跡」や「山形城跡」「米沢城址」など、複数の城跡があります。どこも現在は整備され公園になっていますが、当時の痕跡は残っており、古き良き時代を肌で感じられます。
また、銀山温泉や蔵王温泉など、温泉地も豊富です。そんな山形エリアでは、歴史ある観光スポットを巡って温泉で疲れを癒す、贅沢な観光ドライブが叶います。

15の走行時間:約4時間25分  
※観光スポットでの滞在時間除く

山形エリア|観光モデルコース:1日目

午前中に関東方面から山形へ向かうと、到着した時点で午後になっているでしょう。また、長距離運転によって、少し疲れが溜まっているかもしれません。
無理なく楽しく過ごすため、1日目はちょっとした観光に留めて温泉宿でリフレッシュ。そして2日目にたっぷりと観光し、関東方面へ戻るモデルコースを提案します。

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山形県鶴岡市
鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)

鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)の写真

使用素材:サトシン鶴ヶ岡城001

鶴ヶ岡城は鎌倉時代に築城されたお城です。250年もの間、酒井家が居城としたものの1871年に廃城となり、1876年に鶴岡公園へと生まれ変わりました。お城自体は姿をなくしていますが、堀や石垣などは当時のまま残っています。
鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)は、自然を観賞できるスポットとしても人気です。ソメイヨシノや八重桜といった700本以上の桜の木が植えられていることで、「日本さくら名所100選」に選ばれています。5月下旬頃には、ショウブ園に植えられている約1,000株のアヤメと花ショウブが咲き始め、秋になると桜、イチョウ、カエデ、ナンキンハゼなどが赤や黄色に色づき、紅葉狩りを楽しめます。
その他、公園内には藤沢周平記念館や大宝館、荘内神などもあるので、歴史を肌で感じられるでしょう。

名称 鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)
所在地 山形県鶴岡市馬場町地図
アクセス 山形自動車道「寒河江IC」より約1時間10分
駐車場 あり/無料(131台)
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
  • ※年中無休
参考
リンク
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_428.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

2

山形県尾花沢市
銀山温泉

銀山温泉の写真

鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)でゆっくり歴史に触れたら、そろそろ良い時間になっているはず。銀山温泉に移動して、温泉宿で長距離運転の疲れを癒しましょう。
銀山温泉は、江戸時代初期に大銀山として栄えた歴史を持つ温泉地です。銀山川の両岸には大正レトロな旅館が並び、ノスタルジックな町並みを演出しています。その景観から、銀山温泉はドラマや映画などの撮影スポットとして使われることも。
また、エリア内には滝や橋、神社などを巡る散策コースが3種類あります。1番手ごろなのは、約0.8キロを歩く滝見コース。ぐるっと一周して約20分なので、ちょっとしたリフレッシュにいかがでしょうか。
宿で食事と温泉を楽しみ、ぐっすりと眠れば、2日目も元気いっぱいで過ごせそうですね。

名称 銀山温泉
所在地 山形県尾花沢市上柳渡戸 付近地図
アクセス 山形自動車道「寒河江IC」より約1時間10分
駐車場 あり/無料(20台)
入場料 無料
営業・
開場時間
施設による
参考
リンク
http://www.ginzanonsen.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください
銀山温泉エリア周辺の宿はこちら

山形エリア|観光モデルコース:2日目

銀山温泉に宿泊し2日目を迎えたら、南下しつつ観光スポットを巡っていきましょう!こちらでは山形県立博物館、山形城跡(霞城公園)、米沢城址(松が岬公園)の3つを紹介します。

3

山形県山形市
山形県立博物館

山形県立博物館の写真

山形県立博物館は、霞城(かじょう)公園内にあります。館内の展示室は「豊かな自然とそのめぐみ」「山形の大地に刻まれた歴史」「近代山形くらしのうつりかわり」と3つのテーマに分かれており、山形の歴史と自然にまつわる展示物を鑑賞できます。
こちらの見どころは、“縄文の女神”と呼ばれる国宝です。縄文の女神は舟形町西ノ前遺跡から出土した土偶で、8頭身の美しい姿からいつしか女神と呼ばれるようになりました。学術的価値の高さから、フランスや上海、ドイツ、イギリスで開催された展示会にも出展されています。

名称 山形県立博物館
所在地 山形県山形市霞城町1-8(霞城公園内)地図
アクセス 山形自動車道「寒河江IC」より約35分
駐車場 あり/無料(4台)
入館料
  • ・成年:300円
  • ・学生:150円
  • ※小中学生・高校生は無料
営業・
開場時間
9:00~16:30
  • ※入館は16:00まで
休館日
  • 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 年末/年始(12月28日~1月3日)
参考
リンク
https://www.yamagata-museum.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

4

山形県山形市
山形城跡(霞城公園)

山形城跡(霞城公園)の写真

山形城は、山形藩の初代藩主を務めた最上義光が城下町の整備を進め、商業都市として発展させた歴史を持ちます。長らく山形のシンボル的な存在でしたが、1871年に廃城。敷地は整備され、現在は霞城公園として人々の生活に寄り添っています。
公園内には山形県立博物館の他に、最上義光歴史館や山形市郷土館、山形美術館などもあり、1日を通して歴史に触れられます。

名称 山形城跡(霞城公園)
所在地 山形県山形市霞城町地図
アクセス 山形自動車道「寒河江IC」より約35分
駐車場 あり/無料(230台)
入場料 無料
  • ※有料の園内施設あり
開園時間 <4月1日~10月31日>
  • 5:00~22:00
<11月1日~3月31日>
  • 5:30~22:00
参考
リンク
https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kakuka/machizukuri/koen/sogo/yamagatajo/
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

山形県米沢市
米沢城址(松が岬公園)

米沢城址(松が岬公園)の写真

米沢城は伊達政宗が誕生した地です。他のお城と同じく現在は廃城となっており、跡地は松が岬公園になっています。米沢城は上杉家の居城として知られ、上杉景勝や上杉鷹山など、名だたる武将が城主を務めました。
松が岬公園に広がる水堀は、上杉家が活躍した戦国時代を彷彿とさせます。敷地内には上杉神社や上杉神社稽照殿、松岬神社など、上杉家にまつわる名所があるので、歴史好きにはたまらないでしょう。
また、松が岬公園の水堀沿いには約200本の桜の木が植えられており、桜の名所としても有名です。

名称 米沢城址(松が岬公園)
所在地 山形県米沢市丸の内1地図
アクセス 山形自動車道「寒河江IC」より約1時間5分
駐車場 あり/無料
  • ・松が岬 お祭り広場駐車場(約300台)
  • ・上杉城史苑 駐車場(80台以上)
  • ・伝国の杜 駐車場(100台以上)
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
参考
リンク
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_2314.html
※最新情報はリンク先をご確認ください
米沢城址(松が岬公園)エリア周辺の
宿はこちら

モデルコースを参考に山形観光を楽しもう

名だたる武将にまつわる城跡が多い、山形エリア。堀や石垣、今もなお生き続けている木々などを見ると、当時の城下町の様子が目に浮かびそうですね。歴史ある銀山温泉に宿泊すれば、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような気分になれるでしょう。各スポットを巡り、自分の好きな武将や時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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