2024年10月11日

宮城県/山形県 蔵王温泉エリア|紅葉と歴史を巡る1泊2日のドライブコースを紹介

蔵王温泉エリアは訪れるべきスポットが盛りだくさん。大自然が作り出した絶景や紅葉シーズンの人気スポット、歴史的建造物など見どころが豊富です。今回は仙台駅を出発点として最初のスポットまで約50分で行ける1泊2日の観光モデルコースを紹介します。この機会にぜひ、蔵王温泉エリアを訪れてみませんか。

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観光ルート
マップ

蔵王温泉エリア

蔵王温泉エリアオススメスポット地図 蔵王温泉エリアオススメスポット地図
  1. 蔵王野鳥の森自然観察センター「ことりはうす」
  2. 蔵王エコーライン
    12:一般道路、車で約35分)
  3. 蔵王温泉周辺スポット
    23:一般道路、車で約45分)
  4. 文翔館
    34:一般道路、車で約30分)
  5. 宝珠山立石寺(山寺)
    45:一般道路、車で約30分)

蔵王温泉エリアの魅力

蔵王温泉エリアは自然豊かで、紅葉シーズンには沢山の紅葉スポットが点在しています。歴史的な建物もあり、学びを得られるのも魅力です。蔵王の野鳥を観察できる施設やドライブを楽しめる山岳道路、見どころ豊富な温泉街、大正ロマンあふれる建造物、松尾芭蕉が訪れた奇岩怪石の山があります。紅葉の景色を満喫したいという人や歴史が好きな人にはうってつけです。

15の走行時間:約2時間20分  
※観光スポットでの滞在時間除く

蔵王温泉エリア|観光モデルコース1日目

蔵王温泉エリアの観光1日目は、蔵王の自然と野鳥を観察できる施設を訪れ、そのあとは山岳道路をドライブしながら蔵王温泉方面へ向かい、周辺を散策します。はじめに、仙台駅から約50分で行けるスポットを目指し、山岳道路を経由し蔵王温泉へ向かいます。宿泊する宿に車を止めたら、蔵王温泉周辺を散策しましょう。

1

宮城県刈田郡
蔵王野鳥の森自然観察センター「ことりはうす」

蔵王野鳥の森自然観察センターでは、蔵王に生息する野鳥や動植物、歴史を学ぶことができます。自然の大切さや自然保護への理解を深める場として、人気の観光スポットです。

蔵王野鳥の森自然観察センターではさまざまな角度から野鳥の生態を学べるのが魅力です。蔵王の野鳥や自然の特色を紹介する写真や映像の展示、隣接する「蔵王野鳥の森」では実際にバードウォッチングや散策が楽しめます。

常設展示だけでなく、イベントも豊富に開催されています。森林浴や普段見られない野鳥との出会いは、日々の疲れも忘れる良いリフレッシュになりますよ。蔵王温泉へ訪れた際にはぜひ、立ち寄ってみてはいかがですか。

名称 蔵王野鳥の森自然観察センター「ことりはうす」
所在地 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉上ノ原162-1地図
アクセス 東北自動車道「村田IC」より約30分
駐車場 あり/無料(30台)
入場料
  • ・一般:350円
  • ・高校生以下:無料
営業・
開場時間
9:00〜16:30
休業日
  • ・毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)
  • ・年末年始(12月28日~1月4日)
参考
リンク
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sizenhogo/kotori.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

2

宮城県刈田郡
蔵王エコーライン

蔵王エコーラインは、宮城県と山形県をつなぐ全長26kmの山岳道路です。季節の絶景が楽しめるドライブスポットとしても親しまれていて、春には雪の回廊、夏には新緑、秋には紅葉が見られます。

例年、紅葉の見頃は9月下旬から10月中旬です。山頂から麓へ段々と色づき、長い期間紅葉が楽しめます。鮮やかに赤や黄色に染まった紅葉の中を駆け抜けるドライブの爽快感は格別です。蔵王エコーラインから分岐した先にある蔵王ハイラインの終点には、蔵王山頂レストハウスがあり、徒歩2分の場所にある展望台からは、蔵王のシンボルである御釜を見下ろせます。

11月初旬からは、路面凍結で冬期閉鎖されるので注意しましょう。この秋は、蔵王エコーラインの紅葉を堪能しませんか。

名称 蔵王エコーライン
所在地 宮城県刈田郡蔵王町地図
アクセス 東北自動車道「村田IC」より約25分
駐車場
  • 道路間駐車場なし
  • <蔵王山頂レストハウス>
  • あり/無料(300台)
入場料
  • 無料
  • <蔵王ハイライン>(有料道路)
  • 550円
営業・
開場時間
  • なし
  • <蔵王ハイライン>
  • 7:30~17:00
  • ※夜間閉鎖の時期があるため、詳しくは公式HPをご確認ください。
休業日
  • 11月初旬~4月下旬は冬期通行止め
  • <蔵王山頂レストハウス>
  • 冬期休業
  • ※詳しくは公式HPをご確認ください。
参考
リンク
https://www.zao-machi.com/sightseeing_spot/205.html
※最新情報はリンク先をご確認ください

3

山形県山形市/宮城県刈田郡
蔵王温泉周辺スポット

・蔵王ロープウェイ
蔵王ロープウェイは「蔵王山麓駅」「樹氷高原駅」「地蔵山頂駅」を結ぶロープウェイです。紅葉シーズンには、一面に広がる紅葉の景色の上を空中散歩できます。山頂から赤や黄色に染まった紅葉のグラデーションは必見です。

・御釜
蔵王の御釜は、釜状なので御釜と名付けられました。美しいエメラルドグリーンの湖面が特徴ですが、太陽の光を浴びさまざまな色に変化するので「五色湖」とも呼ばれています。秋は御釜の周辺が暖色に色づき、エメラルドグリーンの湖面とのコラボレーションは神秘的です。足場が不安定な場所も多いので、訪れる際は歩きやすいスニーカーを着用するのが良いでしょう。

・蔵王ベースセンタージュピア
蔵王ベースセンタージュピアには、大人から子供まで楽しめるアクティビティが盛りだくさん。特に、全長650mのスーパースライダーはおすすめです。リフトでスキー場の中腹まで上り、麓まで一気に滑り降りる爽快感はやみつきになりますよ。天候によって中止になる場合があるので、事前に確認するのが良いでしょう。

名称
  • ・蔵王ロープウェイ
  • ・御釜
  • ・蔵王ベースセンタージュピア
所在地
  • ・蔵王ロープウェイ
    山形県山形市蔵王温泉229-3地図
  • ・御釜
    宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉 倉石岳国有林内 蔵王の御釜地図
  • ・蔵王ベースセンタージュピア
    山形県山形市蔵王温泉18地図
アクセス 山形自動車道「山形蔵王IC」より約35分
駐車場
  • 各宿泊旅館
  • ・御釜
  • 蔵王苅田駐車場 無料/あり(約300台)
入場料
  • ・蔵王ロープウェイ
  • <地蔵山頂駅>
  • 大人(中学生以上)
  • 【片道】2,000円【往復】3,800円
  • こども(小学生)
  • 【片道】1,000円【往復】1,900円
  • <樹氷高原駅>
  • 大人(中学生以上)
  • 【片道】1,000円【往復】2,000円
  • こども(小学生)
  • 【片道】500円【往復】1,000円
  • <夏山リフト>
  • 大人(中学生以上)
  • 【片道券】300円【往復券】600円
  • こども(小学生)
  • 【片道券】200円【往復券】400円
  • ・御釜
  • 無料
  • ・蔵王ベースセンタージュピア
  • <スーパースライダー>
  • 大人:700円
  • こども(12歳未満):500円
営業・
開場時間
  • ・蔵王ロープウェイ
  • 【山麓線】8:30〜17:00※変更の場合あり
  • 【山頂線】8:45〜16:45※変更の場合あり
  • ※天候により運休の可能性あり
  • ・御釜
  • なし
  • 蔵王ハイライン(有料道路)7:30-17:00まで
  • ・蔵王ベースセンタージュピア
  • <スーパースライダー>
  • 【営業期間】
  • 4月27日〜4月29日
  • 5月3日〜5月6日
  • 6月1日〜10月6日(土日祝)
  • 7月27日〜8月25日(毎日)
  • 【営業時間】
  • 9:30〜16:30
休業日
  • ・蔵王ロープウェイ
  • なし※天候や点検による運休あり
  • ・御釜
  • 11月初旬~4月下旬は冬期閉鎖
  • ・蔵王ベースセンタージュピア
  • <スーパースライダー>
  • 雨天中止
  • 上記営業期間以外
参考
リンク

蔵王温泉エリア|観光モデルコース2日目

蔵王温泉エリアの観光2日目は、国指定重要文化財に登録された建造物と松尾芭蕉が訪れた奇岩怪石の山を訪れます。蔵王温泉から車で30分で行ける次のスポットを目指し、そのあとは北上して次のスポットへ向かいます。

4

山形県山形市
文翔館

文翔館は大正5年に建てられ、昭和50年まで県庁及び県会議事堂として使用されていた建物です。重圧感のあるレンガ造の建物は、昭和59年に国の重要文化財に指定されました。

文翔館のシンボルである時計台は、札幌の時計台に次いで2番目に古い時計台です。時計職人によって5日に1度調節が行われています。ステンドグラスや大理石を使った豪華絢爛な内装も見どころです。当時の大正ロマンの情緒をたっぷりと味わえます。

レトロな雰囲気あふれる文翔館は、フォトスポットにもおすすめです。蔵王温泉へ訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。家族や夫婦で思い出の1枚を撮ってみてはいかがですか。

名称 山形県郷土館 文翔館
所在地 山形県山形市旅篭町3-4-51地図
アクセス 山形自動車道「山形蔵王IC」より約10分
駐車場 あり/無料(40台)
入場料 無料
営業・
開場時間
9:00~16:30
休業日
  • ・第1・3月曜日(祝祭日の場合は翌日)
  • ・年末年始(12月29日~1月3日)
参考
リンク
https://www.gakushubunka.jp/bunsyokan/
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

山形県山形市
宝珠山立石寺(山寺)

宝珠山立石寺(山寺)は奇岩怪石からなる山で、登山口から大仏殿のある奥の院まで、1015段に及ぶ石段を一段登るごとに煩悩が消滅するといわれています。1時間ほどの石段の道のりは、修行と信仰の場としてはもちろん、絶景ポイントが点在していることでも人気の観光スポットです。

宝珠山立石寺(山寺)の麓にある「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」は世界最古のブナ材木造建築で、国の重要文化財に指定されています。松尾芭蕉の俳句「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」が詠まれた地としても有名です。

秋には紅葉が絶壁に生い茂り、宝珠山立石寺(山寺)全体が絶好の紅葉スポットになります。特に、断崖から突き出るように立っている「五大堂」からの眺めは見逃せません。雄大な山々が赤や黄色に彩られ、その下に広がるのどかな町の風景はまるで水彩画のような絶景です。どこか懐かしさのある紅葉の絶景に、時間を忘れて癒されてみませんか。

名称 宝珠山立石寺(山寺)
所在地 山形県山形市山寺4456-1地図
アクセス 山形自動車道「山形北IC」より約15分
駐車場
  • <周辺駐車場>
  • 有料
  • ・山寺駐車場(150台)
  • 1台:500円
  • ・山寺駅前有料駐車場(約20台)
  • 1台:500円
入場料
  • ・大人:300円
  • ・中学生:200円
  • ・幼児(4歳児以上)~小学生:100円
営業・
開場時間
  • ・4月~9月 8:00~16:00
  • ・12月~3月 8:00~15:00(閉門時間16時)
  • ※冬季期間(12月頃~3月)は天候により閉門時間が早まる場合あり
休業日 なし
参考
リンク
https://rissyakuji.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

秋の蔵王温泉エリアを満喫しよう!

蔵王温泉エリアには紅葉の絶景スポットや国指定の重要文化財など、見逃せないスポットが盛りだくさん。紅葉の景色を存分に楽しみたい方や、歴史が好きな人におすすめです。この秋はぜひ、蔵王温泉エリアを満喫しませんか。

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