2024年5月31日

京都府 京都エリア|子連れ家族に人気の観光スポット5つを紹介

京都には神社仏閣以外に、日本最古の植物園や日本最大級の鉄道博物館と、観光スポットの種類が豊富です。今回は、大阪から車で1時間程度で行ける、子連れ家族におすすめしたい京都観光スポットを紹介します。子どもの良い刺激になり、大人にとっては懐かしい気持ちやリラックス感を味わわせてくれるような場所を5つ厳選しました。

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観光スポット
マップ

京都エリア

京都エリアオススメスポット地図 京都エリアオススメスポット地図
  1. 嵐山モンキーパーク
    (大阪から:一般道路+高速、車で55分)
  2. 京都府立植物園
    (大阪から:一般道路+高速、車で1時間)
  3. 京都鉄道博物館
    (大阪から:一般道路+高速、車で55分)
  4. 東寺
    (大阪から:一般道路+高速、車で50分)
  5. 京都国際マンガミュージアム
    (大阪から:一般道路+高速、車で1時間)

京都の魅力

京都の魅力は、観光スポットの種類の豊富さです。神社仏閣や古民家といったイメージが強いかもしれませんが、魅力はそれだけではありません。日本最古の植物園、日本最大級とされる鉄道博物館、世界各地のマンガが集まる施設など、他では見られない観光スポットが多くあります。今回は、そのなかでも子連れ家族が楽しみやすい場所を5つに厳選して紹介します。

1

京都府京都市
嵐山モンキーパーク

「嵐山モンキーパーク」は、約120頭もの野生ニホンザルが生息する公園です。春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色のなか、かわいいニホンザルの姿が見られます。サルがいるのは山頂のため、20分ほど山登りが必要ですが、四季折々の景色と森林浴を楽しめます。

道はきれいに整備されているため、子連れの家族も安心です。傾斜はなだらかなので、登山初心者も気軽に登れます。標高160mの山頂には休憩所があり、京都市内を一望しながら足を休められます。天気が良ければ、京都タワーも見られるほどの見晴らしです。他に京都で立ち寄った場所があれば、家族で探してみるのも楽しいかもしれません。

休憩所では、サルの餌が販売されています。直接餌やりはできませんが、休憩所内にある餌やり棚に置いて、間接的に与えることは可能です。間近でサルが食事をする様子を眺めてみませんか?

山頂付近には運動場があり、鉄棒やシーソー、ブランコなどの遊具で遊べます。なかでも名物の長い滑り台は、大人も子どもも思わずワクワクしてしまうでしょう。かわいいサルを眺め、軽い登山をし、遊具で遊べる、親子ともに飽きのこない観光スポットです。

名称 嵐山モンキーパーク(嵐山モンキーパークいわたやま)
所在地 京都府京都市西京区嵐山中尾下町61地図
アクセス 京都縦貫自動車道「大原野IC」より約25分
駐車場
  • なし
  • <周辺駐車場>
  • ・阪急嵐山駐車場
  • 有料(70台)
  • 1日1回:1,000円
  • ※駐車料金1,000円のうち、200円を当園で負担
入場料
  • 大人(16歳以上):600円
  • 子ども(4歳〜15歳):300円
  • 3歳以下:無料
営業・
開場時間
9:00~16:00(山頂は16:30まで)
休業日
  • 1月1日
  • ※大雨・大雪・台風など、著しく天候が悪い場合は閉園
参考
リンク
http://www.monkeypark.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

2

京都府京都市
京都府立植物園

左京区にある「京都府立植物園」は、1924年からある日本最古の植物園です。総面積24ヘクタールの敷地内には、約12,000種類の植物が展示されています。

春には180品種500本の桜、秋にはバラ・紅葉、冬には梅林など、いつ行っても季節の草花に癒してもらえるのが魅力です。正門をくぐってすぐの花壇でも、日本の四季折々の草花を見られます。その花壇を右に出たところにある、200mほど続く「くすのき並木」も見どころです。

日本最大級の観覧温室も見逃せません。延長460mの回遊式観覧温室で、約4,500種類の世界の熱帯植物が展示されています。園内では、親子向けの植物に関する体験教室や講習会が毎月行われています。子どもの自由研究として参加するのも良いかもしれませんね。

子どもが植物散策に飽きてきたら、植物園に隣接する「未来くん広場」に立ち寄るのがおすすめです。アスレチックと滑り台が融合した遊具2つの他、本がずらりと並んだ「きのこ書庫」があります。子どもが遊び足りなさそうなら遊具で、歩き疲れているならベンチで読書と、子どもの様子を見ながら利用できます。

名称 京都府立植物園
所在地 京都府京都市左京区下鴨半木町地図
アクセス 名神高速道路「京都南IC」より約35分
駐車場
  • あり/有料(150台)
  • 1時間以内:300円
  • 1日:1,200円
入場料
  • <入園料>
  • 一般:200円
  • 高校生:150円
  • 中学生以下・70歳以上(証明提示):無料
  • <観覧温室入室料>
  • 一般:200円
  • 高校生:150円
  • 中学生以下・70歳以上(証明提示):無料
営業・
開場時間
  • <開園時間>
  • 9:00~17:00(入園は16:00まで)
  • <観覧温室開室時間>
  • 10:00~16:00(入室は15:30まで)
  • ※季節によって開園時間・観覧温室開室時間が異なる場合があります
休業日
  • 12/28~1/4
  • ※11月上旬〜4月下旬は、閲覧温室の昼夜逆転室閉室
参考
リンク
https://www.pref.kyoto.jp/plant/
※最新情報はリンク先をご確認ください

3

京都府京都市
京都鉄道博物館

「京都鉄道博物館」は、下京区にある日本最大級の鉄道博物館です。新幹線から蒸気機関車まで、日本で活躍した54両の車両を収蔵しています。大人にとっては懐かしい、子どもにとっては本の中でしか見ることのできなかった車両を見られます。

見どころは、国の重要文化財に指定された、日本最古の鉄筋コンクリート造りの「扇形車庫」です。明治から昭和にかけて活躍した20両の蒸気機関車が保存・展示されています。そのうち今でも動ける状態の車両が8両もあり、一部は客車に乗れる体験展示「SLスチーム号」で活用されています。

SLスチーム号では、往復1kmの旅が可能です。ベビーカーでの乗車はできませんが、近くのベビーカー置き場に預ければ親子で利用できます。ぜひ家族で、普段は乗れない蒸気機関車を体験してみませんか?

SLスチーム号以外で、車両が動く様子を見られるのは「鉄道ジオラマ」です。幅約30m、奥行約10mのジオラマで、いろいろな年代・地域・会社の車両模型が走る様子を見られます。プロが訓練時に使用するものを参考に作られた「運転シミュレータ」も人気です。ぜひプチ職業体験として、リアルな車両運転を味わってみてください。

名称 京都鉄道博物館
所在地 京都府京都市下京区観喜寺町地図
アクセス 名神高速道路「京都南IC」より約15分
駐車場
  • なし
  • <周辺駐車場>
  • ・くるっとパーク七条壬生川
  • 有料(3台)
  • 昼間(7:00〜19:00)30分毎:200円
  • 夜間(19:00〜7:00)1時間毎:100円
  • ・梅小路公園 おもいやり駐車場
  • 有料(122台)
  • 平日 2時間まで:900円(以降1時間毎:200円)
  • 土日祝 2時間まで:1,000円(以降1時間毎:200円)
  • 全日 夜間(20:00〜8:00)1時間毎:100円
入場料
  • <入園料>
  • 一般:1,500円
  • 大学生・高校生:1,300円
  • 中学生・小学生:500円
  • 幼児(3歳以上):200円
  • 2歳以下:無料
  • <SLスチーム号乗車料>
  • 一般・大学生・高校生:300円
  • 中学生・小学生・幼児(3歳以上):100円
  • <運転シミュレータ体験料>
  • 1回:100円
営業・
開場時間
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休業日
  • 毎週水曜日、年末年始(12/30〜1/1)
  • ※祝日・春休み・夏休みなどは開館
  • ※詳しくは公式HPを確認してください
参考
リンク
https://www.kyotorailwaymuseum.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

4

京都府京都市
東寺

「東寺」は、約1200年前、平安遷都とともに建立された国立の寺院です。弘法大師空海による、日本初の密教寺院でもあります。境内にはたくさんの国宝や重要文化財があり、1994年には世界遺産に登録されています。子どもの知見を広げるのにうってつけのスポットです。

本堂は、正門すぐに見える「金堂」です。人々をあらゆる病から守るとされる薬師如来と日光菩薩、月光菩薩像が安置されています。せっかく家族で訪れたなら、ぜひ家族の健康を祈願してはいかがでしょうか。

金堂に隣接するのは、密教を広めることを目的に建てられた「講堂」です。講堂内には、密教の教えを絵にした曼荼羅(まんだら)を表す、21体の尊像がレイアウトされています。公開されている時期に訪れた際は、ぜひその圧巻の光景を目にしてみてください。

また、春になると約200本の桜、秋になると紅葉が境内を彩ります。歴史的建造物と季節の草花が見せる景色は格別です。春と秋は、多くの寺宝が展示される「宝物館」が開館するので、この時期を狙って訪れるのも良いですね。

名称 東寺
所在地 京都府京都市南区九条町1地図
アクセス 名神高速道路「京都南IC」より約10分
駐車場
  • あり/無料・有料(100台)
  • 2時間まで:600円(以降1時間毎:300円)
  • ※新春特別拝観中は特別料金
入場料
  • 無料
  • ※五重塔初層、金堂・講堂、観智院は有料(料金は時期により異なります)
営業・
開場時間
  • <開門時間>
  • 5:00〜17:00
  • <拝観時間>
  • ・金堂・講堂
  • 8:00〜17:00(受付は16:30まで)
  • ・観智院
  • 9:00〜17:00(受付は16:30まで)
  • ・宝物館(会期中のみ)
  • 9:00〜17:00(受付は16:30まで)
休業日 年中無休
参考
リンク
https://toji.or.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

京都府京都市
京都国際マンガミュージアム

「京都国際マンガミュージアム」では、大正期から2005年までの名作マンガ5万点を一般公開しています。少年向けから少女向け、青年向け、小学校の図書館に置かれていたようなものまで勢揃いです。

5万点のマンガは、館内にある総延長200mの本棚「マンガの壁」に収められています。昔読んでいたマンガや気になるマンガを探しても良し、「えむナビ」で厳選展示されたマンガの中から選んで読んでみるも良し、いろいろな楽しみ方ができます。

マンガの歴史や読み方のルールなどが学べるコーナー「マンガって何?」も見どころです。どんな軌跡を辿って今のマンガがあるのかを知ることができます。また、実際に漫画家が下書きから完成までを実演する「マンガ工房 マンガ描き方相談室」、「紙芝居パフォーマンス」など、イベントも豊富です。

「ニガオエコーナー」では、作家オリジナルの画風やアニメタッチの似顔絵を描いてもらえます。ぜひ家族旅行の記念品として、プロの作家に似顔絵を描いてもらってはいかがでしょうか。

名称 京都国際マンガミュージアム
所在地 京都府京都市中京区金吹町452地図
アクセス 名神高速道路「京都南IC」より約20分
駐車場
  • なし
  • <周辺駐車場>
  • ・くるっとパーク大黒町
  • 有料(14台)
  • 昼間(8:00〜20:00)1時間毎:200円
  • 夜間(20:00〜8:00)1時間毎:100円
  • ・くるっとパーク尾張町
  • 有料(3台)
  • 昼間(8:00〜20:00)20分:200円
  • 夜間(20:00〜8:00)1時間毎:100円
入場料
  • 大人:900円
  • 中高生:400円
  • 小学生:200円
  • 小学生未満:無料
営業・
開場時間
10:30〜17:30(入館は17:00まで)
休業日
  • 毎週水曜日(休祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間
  • ※休館日、開館時間は予告なく変更になる場合があります
参考
リンク
https://kyotomm.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

京都には子連れ家族で楽しめる観光スポットがたくさん!

今回は、大人から子どもまで楽しめる要素が詰まった京都の観光スポットを紹介しました。京都には、植物や歴史的建造物に触れるところから、珍しい公園・博物館までさまざまな観光スポットがあります。ぜひ週末や長期休暇には、家族みんなが楽しめる・身になるような京都観光スポットへ出かけてみてください。

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