海の中道海浜公園は動物園や水族館、遊具、宿泊施設などがある、子供から大人まで楽しめるスポットです。そんな海の中道海浜公園では、四季折々の花々があちこちに咲き誇ります。とくに春は、ポピーやチューリップ、ネモフィラなどカラフルな花々が咲くのが特徴で、写真映えするスポットとして人気を集めています。

中でも、4月上旬から下旬まで見頃を迎えるネモフィラは、見どころの一つです。12,000平方メートルもある広大な花畑に120万本ものネモフィラが一面に咲き誇ります。爽やかな青いネモフィラと青空とのコントラストは、思わず写真に収めたくなるほどの美しさです。

他にも、3月下旬から4月中旬に見頃を迎えるチューリップも見逃せません。虹の池・彩りの池の周辺に広がる花壇に、58品種約7万本ものチューリップが咲き誇ります。カラフルなチューリップが眺められるのはもちろん、ユリ咲きやフリンジ咲き、パーロット咲き、豪華な八重咲きなど、さまざまな咲き方が楽しめるのが特徴です。

御船山の西麓に広がる「御船山楽園」は、15万坪もの広さを誇る回遊式庭園です。江戸時代末期の1845年に武雄領主『鍋島茂義（なべしましげよし）』が造園したと言われていて、2010年には国登録記念物に指定されました。

そんな「御船山楽園」では、例年春になると「花まつり - つつじ、大藤、春もみじ」が開催されます。2千本の桜や20万本のツツジが咲き誇るのが特徴で、武雄市屈指の人気イベントです。

中でも4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎えるツツジは見逃せません。きれいに丸く刈られたカラフルなツツジが御船山の断崖をバックに一面に広がります。まるで絨毯を敷き詰めたかのような光景は、ここでしか見られません。

他にも、ツツジと同じ頃に見頃を迎える「大藤」も見どころの一つです。推定樹齢170年とも呼ばれる大藤が作る薄紫色の藤棚は、見た目の美しさはもちろん、甘い香りも楽しめます。

「白木峰高原」は、長崎県と佐賀県の県境にある標高1,057mの五家原岳（ごかはらだけ）の中腹に広がる高原です。四季折々の草花が見られるのが特徴で、ハイキングや写真撮影を楽しもうと年間を通して多くの人が訪れています。

中でも菜の花と桜が見られる、3月下旬頃から4月上旬頃まではとくに多くの人が訪れます。約10,000平方メートルの丘陵地に約10万本の菜の花が斜面一帯を黄色に染め上げるのが魅力です。そこにピンクの桜の花がアクセントとなった景色は、白木峰高原ならでは。また菜の花が広がる斜面の奥には、諫早平野や有明海、雲仙普賢岳も見渡せます。

菜の花畑の周辺には、子供が楽しめるスポットがあるのも魅力の一つ。1日中天体観測が楽しめる「コスモス花宇宙館」や室内で思いっきり遊べる「諫早市こどもの城」などがあり、小さな子供がいる家族にはうってつけです。花畑を見たついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「くじゅう花公園」は、標高850mの位置にある阿蘇くじゅう国立公園内にあります。日本百名山の一つにも数えられる、くじゅう連山をバックに咲き誇る花々の美しさが魅力のスポット。春から秋にかけて約500種500万本の花々を堪能できるのが特徴です。

春にしか見られない「春彩の畑」は見どころです。ネモフィラ、ヒメキンギョソウなど春の花々が寄せ植えされています。カラフルに咲く花々の間には通路が設けられていて、間近で花々を観賞できるのが魅力です。

他にも例年、4月下旬に開催される「チューリップフェスティバル」も見どころの一つ。3万本のチューリップが咲き誇る様子は、迫力満点です。ただし見頃は10日ほどしかないため、事前に公式HPで確認してから来園することをおすすめします。

標高540mの位置にある「生駒高原」は、約8ヘクタールの丘いっぱいに季節の花々が咲き誇るスポットです。市街地に比べて夏は涼しく、冬は寒さが厳しいため、季節の花々が平地よりも遅く見頃を迎えるのが特徴です。

そんな生駒高原では、毎年春に「ポピー祭り」が開催されます。ピンクや黄色のアイランドポピーやオレンジ色のカルフォルニアポピーなど、25万本のポピーが一面を彩ります。他にもネモフィラやマリーゴールドなど植えられており、大自然の中で春の花々が咲き誇る様子を見られるのも魅力です。

また、ポピー祭り開催中は物産市やフードガーデンなど、さまざまなイベントが開催されます。せっかくならついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。