2022年9月16日

群馬県 尾瀬エリア|おすすめの観光スポット6選。日帰り・宿泊のハイキングコースも

尾瀬沼や尾瀬ヶ原などがあり、自然豊かな尾瀬。複数の県にまたがる日本最大級の湿地帯で、四季折々の植物を観賞できます。日帰りでも十分楽しめますが、東京中心部から片道4時間半程かかるため、山小屋に宿泊して朝夕の雰囲気を味わうのもおすすめです。今回は車でのお出かけをお考えの方向けに、シャトルバスを利用した日帰り・宿泊ハイキングコースを紹介します。

白い車アイコン

観光ルート
マップ

尾瀬エリア

尾瀬エリアオススメスポット地図 尾瀬エリアオススメスポット地図
  1. 樹海ライン
  2. 尾瀬国立公園
    12:シャトルバスで移動)
  3. 尾瀬沼
  4. 沼尻平の池塘
  5. 尾瀬小屋
  6. 尾瀬ヶ原

尾瀬|観光スポットとしての魅力

尾瀬のハイキングコースは、主に「尾瀬沼コース」と「尾瀬ヶ原コース」があり、それぞれシャトルバスに乗ってスタート地点に向かえます。尾瀬国立公園の広大な敷地をすべて歩くのは困難ですが、シャトルバスがあることで初心者でもハイキングを楽しめるでしょう。
また、尾瀬周辺には1日単位で車を停められる駐車場が複数あるので、車で近くまで行き、ハイキングを楽しむことも可能です。
今回は「尾瀬沼コース」を軸に、日帰り・宿泊のハイキングコースを紹介します。

1

福島県南会津郡
樹海ライン

樹海ラインの景色

樹海ラインとは、福島県と新潟県をまたぐ国道352号線の一部(約50km)のこと。樹海ラインは自然豊かなドライブスポットではありますが、急なカーブが多いため運転には注意が必要です。
尾瀬でハイキングをするには、どこかの駐車場に車を停める必要があります。今回のように「尾瀬沼コース」を選ぶ場合は、樹海ライン場にある「尾瀬沼御池駐車場」がおすすめです。駐車料金は1回1,000 円で、車を停めたまま尾瀬を歩き、そのまま山小屋に宿泊できます。
車を停めたら、同駐車場から運行している「沼山峠」までのシャトルバス(片道20分、600円)に乗車します。駐車場とバス停の両方にトイレがありますので、ハイキング前に身支度を整えておきましょう。

名称 樹海ライン
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村御池~魚沼市宇津野銀山平地図
アクセス 国道352号線の一部
駐車場 【尾瀬沼御池駐車場】
1,000円/回、420台駐車可
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間

2

福島県南会津郡
尾瀬国立公園

尾瀬国立公園の写真

「沼山峠バス停」を降りたら、そこはすでに尾瀬国立公園です。尾瀬国立公園は、福島県・栃木県・群馬県・新潟県の4県にまたがる日本最大の山岳湿地。名曲『夏の思い出』の歌詞にある通り、山々に囲まれた広大な土地には水芭蕉やシャクナゲなど、たくさんの花々が咲き誇ります。
なお、尾瀬は都心よりも10℃近く気温が低い日もありますので、ハイキングをする際は現地の気候に合わせた服装にしましょう。寒さ・雨対策として、防寒具や雨具も忘れずに。

名称 尾瀬国立公園
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村地図
アクセス 関越自動車道「沼田IC」より約180km
駐車場
  • 【尾瀬第一駐車場(尾瀬戸倉)】
    1,000円/日、280台駐車可
  • 【尾瀬第二駐車場】
    1,000円/日、250台駐車可
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
参考
リンク
https://www.env.go.jp/park/oze/
※最新情報はリンク先をご確認ください

3

福島県南会津郡
尾瀬沼

霧降ノ滝の写真

「沼山峠バス停」から1時間20分ほど歩くと、尾瀬沼に到着します。尾瀬沼は燧ヶ岳(ひうちがたけ)が噴火した際の岩屑なだれによって誕生した湿地帯です。沼周辺ではさまざまな高山植物に加え、カケス、アカゲラ、オコジョなど、珍しい生き物とも出会えます。

名称 尾瀬沼
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村字燧ヶ岳地図
アクセス 関越自動車道「沼田IC」より約61km
駐車場 【尾瀬沼御池駐車場】
1,000 円/回、420台駐車可
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
参考
リンク
https://www.env.go.jp/park/oze/
※最新情報はリンク先をご確認ください

4

福島県南会津郡
沼尻平の池塘

沼尻平の池塘の景色

尾瀬沼の西端にある沼尻平(ぬしりだいら/ぬまじりだいら)には、複数の池塘があります。夏にはノアザミやヒツジグサ、キンコウカなどの花が咲き、水面を彩る様子に心を奪われるでしょう。周りの湿地帯にもさまざまな植物が生息しており、360度どこを見ても自然に囲まれています。
なお、日帰りハイキングの場合は尾瀬沼か沼尻平から来た道を戻り、「沼山峠バス停」からシャトルバスに乗って駐車場に戻ります。休憩時間も含め、往復で5時間ほどのハイキングコースです。

名称 沼尻平の池塘
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村地図
アクセス 関越自動車道「沼田IC」より約180km
駐車場 【尾瀬沼御池駐車場】
1,000 円/回、420台駐車可
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
参考
リンク
https://www.env.go.jp/park/oze/
※最新情報はリンク先をご確認ください

5

福島県南会津郡
尾瀬小屋

尾瀬小屋の写真

1泊2日の場合は、尾瀬国立公園内にある山小屋に宿泊するか、安全な場所でキャンプをします。ハイキング初心者は、体一つで休める山小屋の利用がおすすめです。
尾瀬沼の北岸から西(尾瀬ヶ原方面)に向かって歩いていくと、尾瀬ヶ原を一望できる「尾瀬小屋」が見えてきます。こちらの施設は受付から客室、食堂、お風呂まで、全体を通して清潔感があるため、山小屋に慣れていない人でも快適に過ごせるでしょう。
宿泊プランは「1泊2日(朝・夕食付)」や「素泊まり(食事なし)」だけでなく、「朝食のみ」「夕食のみ」もあり、各々の過ごし方に合うものを選べます。支払い方法は、現金の他にクレジットカード払いもOK。お財布を軽くした状態でハイキングできるのは嬉しいですね。
なお、スタート地点の沼山峠から尾瀬沼北岸を通って尾瀬小屋に向かうコースの所要時間(徒歩)は、5時間ほどです。ハイキングで疲れた体をお風呂で癒し、しっかり眠って2日目に備えましょう!

名称 尾瀬小屋
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳1地図
アクセス
  • 【関越自動車道】
  • ■国道120号線
    沼田IC→鎌田(鎌田信号左折)
  • ■国道401号線
    鎌田→尾瀬戸倉→大清水...尾瀬
営業期間 5月29日~10月9日(年により変更あり)
駐車場 なし
宿泊料金
  • 【1泊2食(朝・夕食付)】
  • 大人(中学生以上):11,500円(税込)
  • 子人(小学生):8,000円(税込)
  • 幼児(1歳~就学前):4,000円(税込)
  • ※その他プランあり
受付時間
  • チェックイン:12:00~
  • チェックアウト:8:00
参考
リンク
https://www.ozegoya.co.jp/
※最新情報はリンク先をご確認ください

6

福島県南会津郡
尾瀬ヶ原

尾瀬ヶ原の写真

2日目は、尾瀬小屋をスタートしたら尾瀬ヶ原を散策していきます。
尾瀬ヶ原は、尾瀬国立公園内にある日本最大の湿原です。その広さは南北2km、東西6km、総面積760ha(ヘクタール)ほど。尾瀬ヶ原では、整備された木道からさまざまな高山植物を鑑賞できます。
春は水芭蕉、夏はニッコウキスゲやワタスゲ、秋はエゾリンドウやキンコウカなど、季節によって異なる植物と出会えるのが魅力です。
散策を終えたら1日目に歩いた道を戻って「沼山峠バス停」に向かいましょう。最終バスの出発時間は17時ですので、時間に余裕を持って行動してくださいね。

名称 尾瀬ヶ原
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村地図
アクセス 関越自動車道「沼田IC」より約180km
駐車場
  • 【尾瀬第一駐車場(尾瀬戸倉)】
  • 1,000円/日、280台駐車可
  • 【尾瀬第二駐車場】
  • 1,000円/日、250台駐車可
入場料 無料
営業・
開場時間
24時間
参考
リンク
https://www.env.go.jp/park/oze/
※最新情報はリンク先をご確認ください
尾瀬エリア周辺の宿はこちら

尾瀬の観光スポットで特別な出会いを

尾瀬国立公園では、他ではなかなか見られない珍しい植物や生き物と出会えます。
ハイキング後は山小屋に宿泊してみると、いつもとは違う非日常感を味わえそうです。ハイキング初心者は、まずは日帰りで挑戦してみても良いかもしれません。
体験できない、特別な1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

旅行ドライブ記事一覧に戻る