リニューアルした「グランド ハイアット 福岡」のクラブラウンジで、福岡ステイの愉悦を享受する

1996年の開業以来、旅行客はもとより地元で愛されつづけてきた「グランド ハイアット 福岡」。2023年10月にはクラブルームとスイートゲスト専用のクラブラウンジ「グランド クラブ」が大幅にリニューアルし、注目を集めている。その魅力を一言で伝えるならば“圧倒的な居住性の高さ”。ホテルは中洲・博多駅・天神まで徒歩圏内と好立地だが、今回のリニューアルでは外に出たくなくなるほど快適な空間と、ハイアットらしい温かなサービスが提供されている。

Photo:Katsushi Takakura
Text:Chie Nakano (Fe)
Edit:Misa Yamaji (B.EAT)

福岡屈指の広さを誇るクラブラウンジは1日中いても飽きない

持続可能なホテルに必要なファクターとして「地元で愛される」という項目があるとすれば、「グランド ハイアット 福岡」は間違いなく高得点をマークできるホテル。レストランやバーの利用はもちろんのこと、パワーチャージを求めてステイするローカルゲストも多く、根強いファンをしっかりと獲得している。

特に近年「食」に対する評価は高く、平日でもオールデイダイニング「THE MARKET F(ザ マーケット エフ)」のランチは連日満席が続くほどだ。その背景には現在総支配人を務める松本和浩氏のリーダーシップがある。松本氏は「パーク ハイアット 東京」の料飲部長を務めていただけに食への思い入れは強く、“食都・福岡”で手腕を発揮している。

今回リニューアルした「グランド クラブ」にもそんなこだわりが貫かれている。新たに設けられたライブキッチンではシェフができたての料理を提供。メニューも豊富で時間帯ごとにラインアップが変わり、食べ飽きることがない。

また、以前に比べると広さも約1.7倍に。専用レセプションでチェックインすると「ダイニングエリア」「ラウンジエリア」「ワークスペース」「テラスエリア」の各ゾーンが広がっている。いずれの席からも緑豊かなガーデンが見渡せて、席間もゆったり。静寂でリラックスできる空間に心はゆるゆると解けていくだろう。

鳥たちも訪れ、都市の中心にあるとは思えないほど自然を身近に感じられるテラスエリア。
ワークスペース横には「GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)」の作品も。

ちなみに「レセプション」と「ワークスペース」には大河ドラマ「どうする家康」のロゴ&ビジュアルを担当したデザイン&アートユニットの「GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)」が、博多の文化や自然にインスピレーションを受けて制作したオリジナルアート作品が展示されている。

ルームチャージ以上の価値を感じられる「グランド クラブ」の食

天気のいい日はテラスで朝食を。博多らしい「明太バゲット」も登場。
鮮度抜群の魚介を味わえる海鮮丼など、ローカリティが感じられる料理が豊富。

「グランド クラブ」の朝はフルビュッフェブレックファストからスタート。キッチンではシェフができたての卵料理を提供する。人気となっているのが玄界灘の新鮮な魚介を味わえる海鮮丼。好きなネタを好きなだけのせ、自分好みの丼を作ることができる。

朝食が11時までに設定されているのも、夜遅くまで楽しめる福岡ステイでは嬉しいポイントだ。

カクテルアワーの料理。アペタイザーからメイン、デザートまで充実。

朝食後「グランド クラブ」はリフレッシュメントタイム、カクテルアワーへと続くが、いずれの時間帯も「お茶だけ」「ちょっと甘いものを」「しっかりと食べたい」というゲストのどんな気分にも応えてくれる。この充実度は福岡一といっても過言ではないだろう。

特にカクテルアワーの料理には目を見張るものがある。以前はお酒に合う軽食が中心であったが、今回のリニューアルでは自分でコースが組み立てられるほど料理のバリエーションが充実。朝とは異なるロマンチックな雰囲気のなか、客室からドアトゥドアで行けるラウンジでゆったりとカクテルタイムを満喫できるのは利用者だけの特権だ。

居心地のよさに定評のあるスイートや和室から予約が埋まる

広々としたワーキングデスクが配された「クラブデラックス ダブルダブル」。
非日常感を楽しむべく、チェックイン後は冷えたシャンパーニュで乾杯を。

さて、そんな充実の「グランド クラブ」の利用対象となるのはスイートとクラブルームの宿泊ゲストのみ。

写真の「クラブデラックス ダブルダブル」は広さ56m2と広く、エキストラベッドが2台まで追加可能なのでファミリー利用も多い客室。連泊の場合、ウェルカムギフトにはフルーツとシャンパーニュが用意される。

庭を眺め、手足を伸ばして湯浴みを楽しめる檜風呂。アメニティは「BALMAIN」を採用。

また、ファミリーや海外からのゲストに人気なのが2部屋のみの「和室スイート」。2部屋のうち85m2の「和室スイート2」は本格的な茶室やプライベートガーデンを臨む檜風呂を備え、そこはまさにラグジュアリーな日本旅館の風情。和室は8畳と6畳の2間あり、最大5名まで宿泊可能だ。

“大人のひとりの時間”のための選択肢が豊富

スタイリッシュな空間が広がる「THE MARKET F(ザ マーケット エフ)」。料理の美味しさには定評がある。

「グランド クラブ」だけではなく、魅力的なスポットが多彩に用意されているのも「グランド ハイアット 福岡」の魅力だ。

カジュアルながら本格的な料理を楽しめる“ビストロノミースタイル”のレストラン「THE MARKET F(ザ マーケット エフ)」は、昨年春よりコースからアラカルト中心にディナーメニューを刷新。ライトポーションの料理も用意されているので、ひとり飲みにも最適。糸島産の豚やハーブなど地元の食材を使ったメニューも多く、ホテルにいながら地元の味を楽しめる。

都市のなかにいるとは思えない静寂のプールをひとり占めできる。

少しからだを動かしたくなったらフィットネスクラブ「クラブ オリンパス」へ。プールやジムは朝6時30分から利用可能。その後、アロマトリートメントや指圧マッサージなどのメニューを体験すると、より一層の至福感が高まることだろう。自然光が差し込むプールは、朝は清々しく、夜はぐっとシックな雰囲気に。早めにディナーを終えてひと泳ぎというのも一興だ。

重厚なインテリアとスマートなサービスに定評がある「マティーニーズ」。

1階にあるバー「マティーニーズ」はシガー愛好家にも人気のスポット。「ダビドフ」を中心にレアなキューバ産など常時30種類が用意され、ヒュミドールのなかからチョイス可能だ。シガーに慣れ親しんでいなくても、アルコールに合わせたマリアージュを提案してもらえる。

ひとりでも、大切な人とでも快適なホテルライフを約束してくれる「グランド ハイアット 福岡」。博多らしい街の熱気も味わうならぜひ2泊以上で。洗練と温かさに満ちた極上の時間が、心とからだに癒しとエネルギーを与えてくれることだろう。

このホテルの魅力

  • 1996年に開業し、地元の人々から長年愛されてきたホテル。中洲・博多駅・天神までは徒歩圏内で、福岡観光にはもってこいの立地。2023年10月に、クラブルームとスイートのゲスト専用クラブラウンジ「グランド クラブ」がリニューアルしてパワーアップ。
  • 多彩なグルメでゲストを魅了してきたホテルらしく、リニューアルした「グランド クラブ」も食が充実。ライブキッチンも導入し、朝食、リフレッシュメントタイム、カクテルアワーへと続く終日に渡り、バラエティ豊かなメニューを提供する。
  • クラブラウンジを利用できるのは、スイートとクラブルームの宿泊ゲストのみ。広さ56m2の「クラブデラックス ダブルダブル」はファミリーに、また、「和室スイート」は海外からのゲストにそれぞれ人気。
  • オールデイダイニング「THE MARKET F」は、2023年にコースからアラカルト中心にディナーメニューを刷新。ランチは、平日でも連日満席が続く盛況ぶり。地元食材を使ったメニューも多く、ホテルにいながらにして地元の味を楽しめる。
  • プールやジムを併設したフィットネスクラブ「クラブ オリンパス」や、シガーコレクションも充実のバー「マティーニーズ」など、さまざまなホテル時間を過ごせる施設がそろっている。