古都奈良に登場した、日本初のJWマリオット・ホテルが人気の理由

レクサスカード会員さまならどなたでも、世界中のさまざまなホテル宿泊で数々の特典を受けることができる「LEXUS LUXURY HOTEL COLLECTION」。今回ご紹介するのは、日本初のJWマリオット・ホテルブランドとなる、「JWマリオット・ホテル奈良」です。歴史の深い奈良の落ち着いた雰囲気を味わいながら、快適なステイができるホテルと人気を集めています。

奈良に登場した初の外資系ホテル

今、奈良がアツイのをご存じでしょうか。

海外からの旅行客もぐっと増えた2023年。さまざまな名所で外国人の旅行客が戻ってきたと話題ですが、奈良を訪れれば特にそれを肌に感じることができるはず。

2023年4月取材班が東大寺、春日大社などに足を運ぶと、鹿とセルフィーを撮る多くの外国人であふれていました。ざっと見渡せば、観光客のほぼ8割が外国人。完全にインバウンド需要が戻ってきたという印象でした。

そんな奈良に、2020年待望のグローバルスタンダードなラグジュアリーホテルが登場。それが、マリオットグループ最高級ブランドのひとつ、日本初となるJWマリオットブランドとなった「JWマリオット・ホテル奈良」です。

個人邸宅をイメージした客室。ベッドはシモンズ製。ベッドボード上の鹿の角のオブジェが奈良らしさを表現。

ホテルが建つのは、かつての都をしのぶ平城宮跡歴史公園のほど近く。そんな奈良の歴史をまざまざと感じながらホテルに入ると、目に飛び込むのは、若手日本人画家の島田 萌氏による壁に大きく描かれた水墨画の鹿。作品を包むように寺院を思わせる木の壁や梁が使われたインテリアは、まさに、古都奈良のイメージをモダンに昇華しています。

スイートルームのリビング。

このイメージは部屋にも踏襲されています。客室を含む館内のインテリアは、英国人デザイナーが奈良に2カ月滞在し、インスピレーションを得た色や、パターンが壁や床のファブリックに使われているそう。どこか柔らかなデザインは、部屋にさりげなく飾られた鹿のオブジェも含め、旅人を癒してくれます。

世界中のゲストが満足する、現代の心地よさとは

ちなみにJWマリオットブランドのホテルは、創業者の頭文字を冠したマリオット直系の上級ブランドです。ゲストに真のラグジュアリーを提供するという哲学「The JW Treatment」に沿った、心とからだがひとつになって満たされる滞在を売りにしています。

現代の旅人にとって、“心とからだがひとつになって満たされる滞在”―そんな、ストレスフリーで快適な滞在とは、それは日常と非日常のバランスのいい融合ともいえるかもしれません。

ジェットバスつきのプールは広々として気持ちがいい。プールを備えたホテルは奈良県初。

例えば、仕事がスムーズにはかどるネット環境。健康に気を遣っているビジネスマンが、毎朝のルーティンにしているジムやプールでのトレーニング。

そうした現代人の生活に必要な最新の施設がありつつも、その土地らしい洗練されたローカルな空気感や温かなサービスがあるのは、旅人にとってホテルの理想系でしょう。しかし、そうしたホテルが、今まで奈良にはありませんでした。

そんな背景のなかで、フルスペックの施設とグローバルスタンダードなサービスを備えた「JWマリオット・ホテル奈良」の登場は、国内外のゲストにとっても待ちに待ったものとなったのです。

東洋と西洋が融合するダイニング

ホテルの中に入るレストランもまた、滞在の楽しみ。このホテルでは、鉄板焼きなども楽しめる和食から、ジャンルレスなオールデイダイニング、バーがあり、選択肢の多さも魅力です。

「校倉」のダイニングスペース。ここでは会席料理が食べられる。

天平文化に花開いた建築様式にインスパイアされたインテリアが圧巻の「校倉」は、鉄板焼き、会席、寿司の3つのエリアに分けられている日本料理レストランです。それぞれのエリアでは、奈良の食材をはじめ、全国から集めた選りすぐりの食材を活かした料理が提供されます。

会席の先付「鱧ちり」。
鉄板焼きコーナーは、目の前で肉を焼いてくれる臨場感もまたご馳走。

会席レストランスペースの奥にある、ひっそりとしたドアをあけると、鉄板焼きコーナーが。

鉄板焼き「大分黒毛和牛フィレ肉」。肉は日本全国からシェフが見極め仕入れている。

そして、入り口横には、寿司を食べられるカウンターがあります。

連泊しても、その日の気分で色々と選べるのも嬉しいところ。また、鉄板焼きでも寿司でも、会席料理のシェフが作る前菜などが供されるので、海外のゲストをお連れするにも使い勝手がとてもいいレストランだといえます。

ゆったりとした寿司カウンターは6名のみの特等席。
寿司「あおりいか、しまあじ、穴子」。米酢に黒酢、柿酢をブレンドした酢飯を使用。

また、シルクロードの終着点だった平城京の歴史から名づけられたオールデイダイニング「Silk Road Dining」では、東西が交流した文化を表すかのように、フレンチからエスニックまで実に多様なメニューが登場します。

天井が高く、開放的な店内
「塩麹でマリネしたヤマトポークのサーロイングリル」。

おすすめは、大和野菜やヤマトポーク、醤油麹など県産食材を使った料理。その多様さと豊かな味に触れれば、奈良が実に食に恵まれた土地であることに気がつくでしょう。

シルクロード終着点として東西の文化が融合したこの地では、食はもちろん、現代の西洋と日本が融合した快適なホテル滞在が楽しめます。

このホテルの魅力

  • 2020年マリオットグループ最高級ブランドのひとつ、JWマリオットが日本で初めて奈良県の平城宮跡歴史公園のほど近くにオープン。
  • 個人邸宅をイメージした客室のベッドはシモンズ製。ベッドボード上の鹿の角のオブジェが奈良らしさを表現。
  • ジェットバスつきのプールを備えたホテルは奈良県初。
  • 天平文化に花開いた建築様式にインスパイアされたインテリアが圧巻の「校倉」は、鉄板焼き、会席、寿司の3つのエリアに分けられている日本料理レストラン。
  • シルクロードの終着点だった平城京の歴史から名づけられたオールデイダイニング「Silk Road Dining」では、東西が交流した文化を表すかのように、フレンチからエスニックまで実に多様な料理が楽しめる。